アメリカの古いアニメである。学生時代に地方U局で放送していた、15分程度の番組である。
そんな番組をなぜブログで取り上げるのかというと、一度観たら忘れられないアニメだからである。動く映像をお見せできないのは残念だが(たぶんビデオに録ってどっかにある)、文末のURLを参考にしていただきたい。
アニメーションにもいろんな手法があるが、この冒険王クラッチは、口だけが実写合成されているのだ。これが実に気持ち悪い。しかもなぜかその実写の唇は男女キャラ問わず赤く、一層気持ち悪さを引き立てている。
口元だけが実写なものだから、アップショットが多用され、引きの絵は普通のアニメになっている。しかも大きな動きがほとんどなく、動いているのは艶かしい唇だけである。
確かに、セリフと口パクを合わせることは必要かも知れないが、それが枷になって肝心のアニメーションができていない。しかし、視聴者には強烈な印象を残した作品である。
どっかにあるビデオを探してみよう。
クラッチカーゴ資料館 http://ppgcom.gooside.com/sands/clutchcargo.html
YouTubeにて映像発見。