大学院映像研究科映画専攻

という学科が、東京芸大に新設される。そこで、北野武監督が教授として招聘されるそうである。
このニュースを聴いて、ああたけしさんの授業なら受けてみたいなと思ったと同時に、大学院まで進んで勉強したところで、いい映画が撮れるとでも思っているのだろうかという疑問が沸いた。
そういう意味では、実は私も同類である。大学で映像を勉強したところで、いい映画が撮れるとは思っていない。しかし、大学で授業はもちろん、いろんなことを学んだのは事実である。映画を撮るためには、己の充実が最も必要なものだとわかったのも、大学へ行ったからこそである。
技術は教え、教わることができるが、芸術はそうはいかない。芸術は感じるものであって、決して人に伝えたり教えられるものではないのだ。
さて、大学院でたけし教授は何を教えてくれるのだろうか。確かこないだ、「オレは漫才師なんだけどな」という言葉を聞いたような気もするが。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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