WARTRAN TROOPERS

04年コナミ。4人同時プレイ可能な長物ガンシューの第2弾。客がいないゲーセンにあったのでやってみた。筐体はモニター並列2画面、4人で2画面は狭いかもしれない。銃はアサルトライフル型だが長物はあまり詳しくないので原型不明。オプションボタンがグリップ上に、ストックにはボタンとセンサーがあって、ちゃんと構えると照準ガイドが出る。
軍隊の教練をモチーフにし、教官の怒号と罵声の中ゲームスタート。一人で二画面分の敵を相手にするのは辛い。もちろん敵の量は少なめになっているのだろうが、目が行き届かない。
このゲーム、銃の構え方はもちろん、筐体との距離も適正に取らないとセンサーが反応しないようだ。リロード時に出るはずの盾も出たと思うとすぐ引っ込んだりするし、ちゃんと構えているのに照準も出ない。それでもなんとか1ステージ目は最終ボスまで辿り着いた。
長物にしては装弾数が少なく、6発ほどですぐにリロードになる。オプションボタンで銃の種類が変わるようだが、変に押してしまったのか。多脚戦車のようなボスはなんとか倒したものの、第2ステージですぐにゲームオーバー。
ともかく、銃の使い方を熟知していなければスムーズなプレイは難しい。前作であるワールドコンバットはプレイしていないので、知っているという前提かもしれない。やはり、4人でわーわー言いながら遊んだ方が楽しいだろう。
教練をモチーフにしているのなら、プレイの前にちゃんと教えてくれよ。
http://www.konami.co.jp/am/wartran/

昭和二十七年

風呂上がり。ジュースでも飲もうと小銭を持って近くの自動販売機へ行った。100円、10円、10円、最後の10円玉が戻ってくる。何度も何度も戻ってくる。目当ての物が買えず、舌打ちして帰ってきた。
その10円玉をよく見ると、昭和二十七年のいわゆるギザ10だった。他の10円玉と比べると、こいつはやや薄く、重量が違うので機械が弾いたのだろう。
昭和二十七年といえば、今から53年前。私なんぞは欠片も存在していない。戦後日本がようやく独立自治国として再スタートした年である。テレビもまだない。
こいつが製造されて53年。いろんな人の手に渡っただろう。ギザ10だから、仲間の大半はコレクターが抱えてどこかにしまわれているはずだ。
とりあえず、職場の机の引き出しに入れてある。そのうち使ってやるよ。

映画観てないなあ

観たいものがないというのもあるが、日本映画は延々と恋人が死んだり生き返ったりする映画ばっかり作ってて、いい加減にしろよという辟易感もある。とりあえず気が向いたらハウルは観るか(たぶん行かない)。
SFフリークとしてはある意味禁断の作品、「宇宙戦争」が今年公開になる。トムクル・スピルバーグコンビでだ。このコンビは、私が小説の師と仰ぐP.K.ディックの「少数報告」を映画化、個人的にはギリギリ及第点だったが、当然、ディックのSF小説としての面白さは見事に殺してくれた。もちろん、今回も危惧はしているが、観ずに捨て置くわけにはいかない作品だろう。
アップルのムービートレーラーを覗いていると、面白そうな映画があった。「Sin City」、おお、ロバート・ロドリゲスではないか。
タランティーノがすっかり無くしてしまったバカでクールな映像を、まだこの人は持ち続けてくれている。「デスペラード」は最高によかった。パート2はがっかりしたけど。
どうもアメコミが原作のようで、トレーラーにもコミック調のカットがあった。ブルース・ウィリスとミッキー・ロークという、まるで水野美紀、水野真紀のようなキャスティングだ。トレーラーはモノクロだったが、陰影が気持ち悪いくらいキッチリついていた。
全米で今年の4月だから、日本に来るのは夏以降になるだろう。バカクールな映画を期待している。

ISS(国際宇宙ステーション)

スペースシャトルの飛行停止以降、ISSはその影響をモロに食らってしまった。本来ならばもうすぐ完成するはずなのだが、運用どころか工事さえままならないのが現状だ。
スペースシャトルの飛行再開予定を控えて、宇宙機関長会議というのが開かれた。NASAやESAなど主要宇宙機関の偉いさんが一同に会して、今後のISSについて話し合った。宇宙開発は、国際協力なくして成立しない。会議では、ISSの2010年の完成を目指して、更なる協力が約束された。
宇宙開発は金がかかる。今は国際プロジェクトで進んでいるが、最終的には商業運用が必要になる。そのためにも、ISSの完成、運用は絶対である。
人類の次の大きな一歩のためにも、ISS計画の成功を祈っている。
と本当ならここで終わりなのだが、気になるニュースを見つけてしまった。現在ISSで活動中の宇宙飛行士が、空調の故障や機械の異常音を調べているうちに、ISSの外壁に正体不明の付着物を発見したそうだ。
もちろん、そこは真空の宇宙。付着物というのが、外壁からしみ出てきたのか、それともどこかから飛んできたのかはわからない。なんとも気味の悪いニュースであるが・・・

MTJ #24

「Tiny Boat」The Pillows
タイトル通り、小さなボートに乗って川を下っていく。相変わらずきれいなギターでこれもしっとりとしたいい曲。ほんとにブレイクしなかったなあ、ピロウズは。

「Stupid Girl」Garbage
フィルム汚しまくりタッチの渋いビデオ。これといってヒネリはないが、バンドのイメージを伝えるには充分。サウンドもめちゃ渋。公式サイトで観られるのでぜひ。

「北風小僧の寒太郎」みんなのうた
月岡貞夫の牧歌的なアニメーションが秀逸である。と同時に、もはや日本のスタンダードといっていい曲だろう。NHKは毎冬放送する義務がある。サブちゃんバージョンも聴きたいものだ。

「泣いちゃいそうよ」ともさかりえ
隠れた名プロデューサー、上田知華の楽曲である。ともさかのシンガーとしての片鱗を垣間みさせ、アーティストとしての深みを与えた功績は大きい。ビデオは延々泣いてる女の子が出ててつまらないが、曲はいい。

「Monkey Wrench」Foo Fighters
ニルヴァーナが悲劇的な解散を余儀なくされたあと、ドラマーを中心に結成されたバンド。洋楽には疎いので経緯は調べて書いているだけだが、サウンドはパンチの効いたノリノリの曲である。場末のホテルの一室、ふと覗き込むと中で演奏している。聞きつけて他のメンバーも集まり、我慢できなくなって中に飛び込むと楽器だけで誰もいない。じゃ俺たちが、ってんで再び演奏が始まる。人気を不動のものにした一曲。

スペースコブラ

先に公開された劇場版のヒットを受けて、テレビシリーズも製作された。アメコミ風のキャラが少々苦手ではあったが、毎週楽しみに観ていたのを憶えている。
なんといっても野沢那智がいい。2枚目半のヒーローをやらせれば、彼の右に出る者はいない。勧善懲悪、無敵のヒーローが悪を倒す爽快感。精神エネルギーを撃ち出す左手のサイコガンが障害物を避けてホーミングしながら飛ぶのを見た時、欲しい!と思ったものだ。
大胆で豪快、近年ではすっかり失われてしまったヒーロー像が、コブラである。

ゴーストスカッド

04年セガ。AM2研待望の新作ガンシューである。最近増え始めたICカードを使用、プレイヤーの成長要素に加えインターネットランキングにも参加できる。
筐体はプロジェクター、銃はHK・MP5KPDW風で、発射弾数のセレクターがあり、フォアグリップにもトリガーがある。セレクターはセミ・フル・バーストの三点切り替えで、位置ではなくスイッチ式である。
適当にステージを選び、銃を構える。セレクターがやや遠いが、バーストの使い勝手はいい。レーザーポインタも出るので、照準を合わせて叩き込む。
しばらく進んでいくと、ステージセレクト画面が出た。人質救出のシーンを選ぶ。ここでフォアグリップトリガーの出番である。人質に照準を当てるとゲージが出、フォアグリップのトリガーを引くとゲージが減っていくので無くなれば救出完了。間違えてもメインのトリガーを引いてはならないが、当然敵も出てくるので、この場面はセミオートにスイッチ。確実に敵を仕留める。
とはいえ、やはり慣れないので誤射でゲームオーバーとなってしまった。
長物のリロードは、がっつり構えていると動きが大きくなるので注意したい。ハンドガンなら手首の動きだけでできるが、長物はそうはいかない。セレクターの位置も、スイッチ式は押しやすい反面、画面を見ないと発射弾数がわからないのでこれも注意だ。確かステージが変わるごとにリセットされたように思う。ムービー時にセレクトできるとありがたいのだが。
まだまだ数少ない長物ガンシューなので、がっつり構えて特殊部隊気分を味わおう。
http://www.sega-ghostsquad.com/