「ジェットコースター」Vibra Stone
ビデオ的にすごい。ライブシーンなのだが、観客全員に小型のビデオカメラを持たせて、それをつなぎ合わせるという、マトリックスも真っ青な映像。確かに、見ているこっちはジェットコースターだ。こんな映像撮るやつはタイレルの連中しかいない。大御所近田春夫復活。
「easy to smile」senceless things
SONYMTVのロンドンナイトという特集より、以下3曲。これは番組頭の曲。一発で痺れた。かきむしるようなギターと手足が5、6本あるようなドラムが、ハイスピードなサウンドを生み出す。こ、これがロンドンの音か・・・。
「Motorcycle Emptiness」Manic Street Preachers
日本でロケされた。まったりとした曲だが、バンドはかなり尖っている。わざわざ日本でビデオを撮っているということは、日本党と思っていいのかな。確か、メンバーが行方不明になったとかニュース聴いたけど、あのあとどうなったんだろう。
「Pop Scene」Blur
正直、ビデオ的には「Take On Me」以来の衝撃を受けた。普通にライブシーンを撮っているのだが、数秒ごとに撮られたカットをずっと繰り返しているのだ。つまり、ヴォーカルが歌うシーンがあれば、マイクを持って口をパクパクっとした数秒のカットを繰り返して、それにあてる。まるで撮影の時間がなくて撮れなかったところを埋め合わせているような感じである。そのリフレインが奇妙な印象を与え、そのままブラーというバンドのスカしたところというか、アイロニックな印象につながる。ロンドン恐るべし。