ごっつええ感じショートコントアーカイブ#8

・バビルくんとロデムくん
アニメ好きの松本ならではのコント。ヨミのアジトに囚われのバビルくん。ロデムくんが助けにくるがなぜかネタをやる。コント前半はヨミとバビルの掛け合い、後半はロデムのネタとなっている。終盤の人質は蔵野のコスプレショーみたいになった。

・兄貴
人気シリーズ。浜田工務店に借金の取立てに来た兄貴とマサ。とんちんかんな脅しでいつも借金を取り損ねる。浜田工務店はだんだん豪華になり、浜田建設、浜田コンツェルンとなって事業を拡大する。明確な最終回はなく、尻すぼみで終わったのは残念。

・ポチ
元の飼い主のところへやってきたポチだが、家族に冷たくあしらわれる。今田扮するポチの振る舞いはあくまでも人間で、その辺の家族との掛け合いが面白い。板尾の降板がなければ続いていたシリーズ。

・今田の相方シリーズ
シチュエーションは「なっちゃん」と似ている。スタジオのたまりにいる浜田に、弟子の今田が新しい相方を紹介する。一癖も二癖もある相方で、最後は浜田に怒られる。相方にはいろんな仕掛けがしてあって、大量に汗が吹き出るヅラシステムは以降も度々使用される。「蛇の目ちゃん」の回でやったネタは本当にダウンタウンのネタ。

・シンデレラ
コント中に浜田が逆ギレする。実はドッキリなのだが、そういうことはよくあるのだろう。今日のはドッキリでよかった、という感じである。特にYOUは、こんな修羅場を何度も見てきたせいか、どことなく慣れた感じが見受けられた。

あぶない刑事復活

舘ひろし55歳、柴田恭兵53歳。さすがにもう続編はないなと思っていたら、秋に復活する。
銃を撃たない刑事ものが跋扈している現状にさすがに辟易している。Vシネにいけばヤマほどあるが、どうにも消化不良であった。
タカの586が、ユージのローマンが再び火を噴くのだ(残念ながらタカはオートの模様)。
もちろん仲村トオル(39)、浅野温子(44)らレギュラーメンバーも出演する。港署はかなりびっくりの人事異動になっているらしい。公開は10月予定。
http://www.toei.co.jp/movie/index.htm

ごっつええ感じショートコントアーカイブ#7

・実録!大阪紅夜叉VS関西孔雀姫
女暴走族よろしく特攻服に身を固め、2チームに分かれて全員参加のコーナー風コント。鼻フックやボーリング頭突きラリーなど、身体を使ったしごき教室風の内容である。YOUはこれで完璧にミュージシャン色を失った。

・板尾係長
板尾ピンコントシリーズの登場である。ゴジラよろしく水の中から出てきて一言。課長に昇進したところで不祥事降板、復帰後には部長に昇進する。最終的には社長にまで成り上がる。

・会議
単発コント。商品開発の会議をしているが、セリフが全て早口言葉に絡んでいる。噛みまくりのメンバー。最後に松本「バス、ガス爆発です」も思いっきり噛んで大オチ。結構おもろい。

・お前が歌うんかい!
真面目なボケなしの芝居が続き、音楽が流れるシチュエーションになると、今田が突然歌いだし、「お前が歌うんかい!」と浜田の強烈なツッコミが炸裂する。忘れた頃にやられるとインパクト大。バリエーションも多い。

・STYLIST
どうも実在のモデルがいるようだ。春一番と浜田を掛け持ちしている網野町出身のスタイリストみーちゃん。浜田に素っ頓狂な着替えをさせて暴力的なツッコミを受ける。浜田に強烈に怯えるところはノンフィクションか。

ごっつええ感じショートコントアーカイブ#6

・エイリアン
あのエイリアンの着ぐるみはよくできているし、相当金がかかったと思う。もったいないからいくつかコントをつくるというパターンもよくある。となると、オチが重要になってくる。そこは作家の腕の見せ所、歯医者のオチは素晴らしかった。

・よっ!ご陽気もの
我々やダウンタウンの世代にとって、ドリフは絶対的な存在である。もちろん、このコントのベースになったのはあのヒゲダンスである。ダウンタウンがドリフを目指しているわけではないが、挑んでみたい目標であることには違いない。

・ジャッキーとマキ
流血ものの元祖である。凶器攻撃で辺り構わず切り裂く。涼子も血塗れに。今ならR-13くらいは引っかかるかも。二人の歌で締めるコントの展開は同じなので、シチュエーションで笑わせるタイプ。オチなしコントでもある。

・妖怪人間
ベム、ベラ、ベロに扮した今田、YOU、松本のトリオ漫才。ちゃんとネタとしてできあがっているのがすごい。回を重ねるごとに円熟味を増していく。往年のやすきよのネタも見られる。

・こんにちわ園長先生
松本扮する優しい園長先生。しかしヅラを取られると一変、凶暴になって周りの人々をセットに叩きつける。少しでも段取りを間違えると怪我人が出かねない、ちょっと危険なコント。しかしヅラネタ多いな。

F1第4戦サンマリノGP

フェラーリはいよいよ深刻だ。予選はフロントロウどころか、トップ10がやっとである。
改修されたとはいえ、かつての高速サーキットの性格を残しているイモラで、鍵を握るのはピットのタイミングだろう。如何にトラフィックを回避してクリアラップを叩き出すか。
予選のミスで沈んだシューマッハ兄が、それをやってくれた。優勝こそはならなかったが、予選13位から堂々の2位である。やはりF1サイボーグおそるべしだ。ヨーロッパラウンドでのフェラーリの巻き返し、まずは一矢報いたというところである。
そのシューマッハ兄の猛追を凌いで三連勝を挙げたアロンソも、その実力を完全に証明した。と同時に、今年のルノーの強さも紛れもない本物である。
ラスト10周余り、あのシューマッハの赤いマシンをミラーに見ながら、よく抑えきったもんだ。デイモン・ヒルなら3周ともたなかっただろう。野球に例えれば、9回裏満塁で、メジャーリーグの各チームの4番打者を全て打ち取るくらいのシロモノである。
元気のなかったホンダも3-5フィニッシュで今季初のポイント、琢磨は5位入賞である。トヨタも地味ながら2台ともポイントゲットだ。
フェラーリの復調、好調な日本勢、ヨーロッパラウンドはどうやら混戦の予感である。

JR福知山線列車脱線事故

福知山線は利用したことがないが、福知山線の起点である尼崎駅から東西線はよく利用していた。つまり、件の運転手が運転していた列車に、乗ったことがあるかもしれないのだ。
この事故で思い出したが、つい最近東西線に乗ったときに、実に荒い運転に出くわした。停車時のブレーキのかけ方が急で、手すりを持っていても足がもっていかれるほどだった。それが各駅ごとに起こるので、さすがに文句の一つでも言おうかと思ったくらいだ。
今のところ事故原因は特定されていないが、報道される限りでは運転手の行動にも起因の一つがあるように思われる。しかし、私はつい最近こんな光景を見た。
運転手席すぐ後ろの扉から乗車して発車を待っていたとき、快速待ちの家族連れがいた。列車が発車するとき、3、4人の子供が一斉に運転手に手を振った。その運転手は、発車準備で忙しい一瞬の隙を縫って、手を振り返した。なんと微笑ましい光景だろうか。
しかし報道ステーションはコメンテイターのチョイスがおかしい。列車の安全性に否定的な論客を迎えている。さすがは左翼メディアだ。JRの記者会見で「人が死んでるんだ」と言ったのも朝日の記者だろう。
ニュース見るならNHK。余計な解説がないニュースを見よう。

ウイルスバスターBusted!

4月23日、朝日新聞やJRなどで社内LANなどのネットワークシステムに不具合が出たというニュースを聞いた。時期が時期だけに、某国のクラッカーによる破壊工作かと思ったが、事実は意外なところにあった。
いわゆるアンチウイルスソフトのアップデートに不具合があり、それをインストールしたために起こったものだった。つまり、セキュリティに強い関心があってこまめな対応をしている者が引っかかってしまった。
私は、ノートンを使っている。なぜノートンかと言うと、以前ウイルスバスターを使ったときに、ノートンに比べて常駐時の処理が重く感じられたので(当時)、こりゃだめだとノートンにしたわけだ。
ウイルスバスターの開発元であるトレンドマイクロ社では、複数の人為ミスによって起こったと弁明している。ま、人にミスありである。そうそう責められるものではない。
これで、100%の安全はないということが少しは日本人にもわかっただろうか。セキュリティソフトがセキュリティを侵す場合もあるということを、安全を神話のように考えている人々は認識すべきである。
そこに人間の介在がある限り、ミスは必ず起こる。ミスが起こるということを前提にして、我々は常に行動しなければならないのだ。だが、石橋を叩いて渡っている奴が私の目の前にいたら、私はそいつを追い抜いて行くが。