福知山線は利用したことがないが、福知山線の起点である尼崎駅から東西線はよく利用していた。つまり、件の運転手が運転していた列車に、乗ったことがあるかもしれないのだ。
この事故で思い出したが、つい最近東西線に乗ったときに、実に荒い運転に出くわした。停車時のブレーキのかけ方が急で、手すりを持っていても足がもっていかれるほどだった。それが各駅ごとに起こるので、さすがに文句の一つでも言おうかと思ったくらいだ。
今のところ事故原因は特定されていないが、報道される限りでは運転手の行動にも起因の一つがあるように思われる。しかし、私はつい最近こんな光景を見た。
運転手席すぐ後ろの扉から乗車して発車を待っていたとき、快速待ちの家族連れがいた。列車が発車するとき、3、4人の子供が一斉に運転手に手を振った。その運転手は、発車準備で忙しい一瞬の隙を縫って、手を振り返した。なんと微笑ましい光景だろうか。
しかし報道ステーションはコメンテイターのチョイスがおかしい。列車の安全性に否定的な論客を迎えている。さすがは左翼メディアだ。JRの記者会見で「人が死んでるんだ」と言ったのも朝日の記者だろう。
ニュース見るならNHK。余計な解説がないニュースを見よう。
日: 2005年4月25日
ウイルスバスターBusted!
4月23日、朝日新聞やJRなどで社内LANなどのネットワークシステムに不具合が出たというニュースを聞いた。時期が時期だけに、某国のクラッカーによる破壊工作かと思ったが、事実は意外なところにあった。
いわゆるアンチウイルスソフトのアップデートに不具合があり、それをインストールしたために起こったものだった。つまり、セキュリティに強い関心があってこまめな対応をしている者が引っかかってしまった。
私は、ノートンを使っている。なぜノートンかと言うと、以前ウイルスバスターを使ったときに、ノートンに比べて常駐時の処理が重く感じられたので(当時)、こりゃだめだとノートンにしたわけだ。
ウイルスバスターの開発元であるトレンドマイクロ社では、複数の人為ミスによって起こったと弁明している。ま、人にミスありである。そうそう責められるものではない。
これで、100%の安全はないということが少しは日本人にもわかっただろうか。セキュリティソフトがセキュリティを侵す場合もあるということを、安全を神話のように考えている人々は認識すべきである。
そこに人間の介在がある限り、ミスは必ず起こる。ミスが起こるということを前提にして、我々は常に行動しなければならないのだ。だが、石橋を叩いて渡っている奴が私の目の前にいたら、私はそいつを追い抜いて行くが。