ピアノマンミステリー

イギリスの海岸で、ある男性が警察に保護された。その男性はダークスーツにタイという出で立ちだったが、全身ずぶぬれで海岸をふらふらと歩いていたという。
病院に収容された男性は、全く言葉を話さず、記憶喪失のようであった。手がかりを掴もうと担当医が紙と鉛筆を渡したところ、彼はかなり詳細なピアノの絵とスウェーデン国旗を書いた。そこで彼をピアノの前へ連れていったところ、4時間に渡ってピアノを演奏し続けた。
しかし、それ以外全く手がかりはなく、以来彼はピアノマンと呼ばれている。というのがこのニュースの概要である。
三流ミステリーよりは面白い話だ。この男性の写真が公開されているが、背が高く結構男前である。タイムズオンラインによると、彼の上着のタグが全て切り取られていることについては、自閉症患者によくある処置だそうだ。病院での振舞いも、自閉症患者を思わせるようなものだし、ピアノがうまいというのも一芸に長ける特徴を現している。
もっと面白いのは、というより失笑してしまったが、ハリウッドの映画関係者がやってきているそうだ。結末次第で映画化もあり得るそうな。まあその貪欲さだけはさすがハリウッドと言っておこうか。
ともかく、彼が発見されてから一月以上経っているのに、まだ何の手がかりもない。こうやって極東にもそのニュースが届いているのだから、何かあってもよさそうなものだ。
ふと、私も意外な結末を期待していることに気づいた。ハリウッドのプロデューサーのように。
http://www.timesonline.co.uk/

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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