F1第6戦モナコGP

世界三大レースのトップを切って、今年もモナコがやってきた。やはりモナコは特別である。ホンダがいないのは少し残念だ。
クリーンなスタートでレース開始。狭いコース、迫るガードレール。今年はより一層無理のできない戦いになるだろう。
ミナルディがスピンオフで多重クラッシュ、大きなものではなかったがミハエルがフロントウイングを落とす。突付かれたスターウォーズ仕様のクルサードはリタイヤした。
やはり抜けないモナコ、大きな動きのないまま終盤へ。ライコネンの一人旅は続く。
激遅ラップで5位走行中のフィジケラに業を煮やしたトゥルーリが、ローズヘアピンで仕掛けるが縁石に乗り上げて自滅。ごぼう抜かれのフィジケラは一気にポイント圏外へ。
唯一の抜きどころ、ヌーベルシケインでウイリアムズの二台が相次いでアロンソをオーバーテイク、そのまま2-3フィニッシュを飾る。ライコネンは2連勝を遂げた。
独走かと思われたルノー勢に、ウイリアムズが食らいついてきた。フェラーリはやはり相変わらずである。トヨタがもう少し台頭すれば、三つ巴の面白い戦いになる。次戦はホンダ復活。FIAに一矢報いてほしい。