突撃うちの晩ごはん:お好み焼き


実は、お好み焼きを夕食に食べるようになったのは、ごく最近である。
きっかけは、祖父の死だ。うちの祖父は、我が家で一番食にうるさく、とても夕食にお好み焼きを食べるような人ではなかった。
食にうるさいというか、明治の生まれなので味覚に厳しい。私は食えればなんでもいいというタイプだが、祖父は米の味が少しでも変わると米屋に文句を言ってもっといいものを持ってこさせたりする。
だからたぶん、お好み焼きを出しても食べなかっただろう。そんな祖父の死後、なんとなくお好み焼きが食べたいなというと、父も母も待ってましたと言わんばかりに乗ってきて、我が家の夕食のメニューに加わった。
ただし、言いだしっぺの責任でタネは私の担当である。
タネはいたって普通だ。お好み焼き用の小麦粉、キャベツ、山芋、シーフードミックス、豚肉、揚げ玉、卵、まあこんなもんだ。オプションで焼きそばもつくったりする。
焼きは母の担当である。返しもだいぶうまくなったw
お好み焼きだと、父は肴代わりにしてビールを飲むし、母も支度が鍋なみに楽なので、我が家では概ね好評だ。ただし、外食すると差がわかるので外では食べないようにしている。
満腹度★★★★★

MIAMI VICE

終始クールな映画だった。そういえば、ソニィもタブスも笑ってなかった。あのテレビシリーズを期待している人は、観ないほうがいいかもしれない。
だが、ジートもトルーディもジーナもスワイテクも、警部はだいぶふっくらしたが、懐かしい名前がみんな揃っていて、明らかにこれは「マイアミバイス」なんだと教えてくれる。それに、マイケル・マンが撮っているのだから、何の文句があろうか。
ファーストカット、仕掛けはまったくなく、普通にすっと入る。まるで先週の続き、みたいな感じだ。
フィックスショットがなく、ハンディの映像がほとんどだ。銃撃戦シーンではよくやるが、全編通して使うのはかなり珍しい。スクリーンから距離を置かないと酔う客が出てきそうだ。
ガンアクションも小出しだが密度は濃い。いきなりバレットM82ときた。腕がもげるぜ。
ハンドガンを使用するシーンがあまりないというか、撃ってない。ちょっとくらいあってもよかった。
タブスはグロックっぽかったが専門誌によるとスプリングフィールドXDだそうだ。現物を見てもコピーにしか見えないので無理もない。ただし、トルーディ救出のときの公式サイトのスチールを見ると、ジェリコっぽい丸みを帯びたフレームが見える。
ソニィはステンレスの45っぽいオートに見えたが、インフィニティというカスタムメーカーの銃らしい。出動前にスライドとフレームをかちゃかちゃ擦り合わせるシーンもある。このへんのこだわりがガンマニアとしては嬉しいところだ。
さて、銃声だけが響くお得意の銃撃戦。音はさすがだ。マイケル・マン以外にはできない芸当だ。脇扱いのタブスがお約束のショットガンで敵のリーダーを撃ちぬく。スラグだ。
ジーナがHK・G36Cでヘッドショットを決めるシーンもなかなかだ。トルーディが人質に取られて首に爆弾を仕掛けられ、起爆装置を持った犯人と対峙。この銃で頭をぶち抜くとお前は指を動かす間もない云々と言って、犯人が答えようとした瞬間に撃つ。セオリー通りのアクションはさすがだ。
一般ウケしない映画だが、アメリカの刑事ドラマの最高峰には違いない。雷鳴が轟くマイアミの街。犯罪に立ち向かう刑事たちの怒りなのか、それとも。

ルパン三世 The Original -New Mix 2005-

サンディーの記事のときに調べたのがきっかけだが、「ぷっすま」でカリ城がクイズ問題として出題され、「炎のたからもの」がずっと流れていて、いい加減ちゃんと音源欲しいなと思っていたところに、iTunesでこのCD紹介ページを見つけて、こら買わなあかんと買ってしまった。
大野雄二が手がけたセカンドシリーズを中心に、大野氏自らが当時の音源を基にしたリミックスで仕上げている。
今から30年近く前のサウンドだが、古さは全然感じないし、不思議と懐かしさも感じない。それだけルパンサウンドが身近にあるということだろう。
アッパーなインストも黄昏たバラードも入っているので、意外とドライブミュージックにもいいかもしれない。
フィアットで姫を助けにでも行くか。
ユー&ザ・エクスプロージョン・バンド - ルパン三世・ジ・オリジナル -ニュー・ミックス2005- (Digital Edition)
LUPIN THE THIRD THE ORIGINAL-NEW MIX 2005-icon

突撃うちの晩ごはん:カレイの煮付け


ぶっちゃけコンテンツ不足なのだが、一体うちの晩飯のメニューはどのくらいあるのか、改めて見つめなおしてみるのもいいだろう。
さて本日のおかずは、カラスガレイの煮付け、惣菜ものの鳥の唐揚げ、味噌汁は白菜・もやし・にんじん・豚肉・ごぼう・油揚げの具だくさん系、奥に見えるのは赤こんにゃくだ。
最近、3日に一度くらいは魚メインのおかずである。カラスガレイは油がのっててこってりした味だ。
唐揚げは今回惣菜ものだが、家で揚げることもある。
赤こんにゃくは祖母の故郷、近江八幡の名産品であり、先日親戚からいただいた。辛そうに見えるがいたって普通のこんにゃくである。だが普通のこんにゃくより栄養があり、鉄分なども補給できる。
満腹度★★★☆☆

台風13号九州で猛威

0613SHANSHANと識別される台風13号は、北緯20度線に沿って西進した後、台湾を目前にして思い出したように進路を変え、沖縄列島を眺めるように進み、そのまま九州北部に上陸、日本海に抜けて北海道に向かっている。
九州では特急が横転するなど風による被害が拡大、死者不明者は10人に及んだ。風台風の典型である。
台風から見て右側の地域は、危険半円と呼ばれ、台風本体の風速に進行速度が加わるため相対的に風速が増して被害が大きくなる。13号が九州の左、台風から見てこの危険半円に入っていたことも被害拡大の要因である。
また、雨が降らない台風は、非常に誤解を生じやすい。現実に私の身の回りであったのだが、天気が悪くないので台風が接近していることに気づかないのだ。
台風が気流に乗って速度を急激に上げた場合、対処が遅れて非常に危険だ。朝普通に出勤して、夕方には暴風で帰れないということもあるのだ。
台風で死者が出ることは稀ではない。常に最新の情報を入手することと、充分な警戒が必要だ。これから本格的に台風の季節を迎える。防災意識に過小は許されない。

銭湯にて

汗でぐっちょぐちょなので、外から帰ってくれば着替えたその足で風呂だ。我が家は内風呂ではないので町内の銭湯まで足早に。
夏場は遅くまで出歩けない。この汗を落とさないまま翌日の朝を迎えるなど到底できるはずがないのだ。
いつもは空いてる時間だが、土間にはけっこう靴が並ぶ。足裏のマメの痛さをこらえながら入ると、中高生の兄弟らしき少年がいた。
しばらくすると、女湯から声がした。割とかわいらしい声のように聞こえたが、返事をしたのはその少年達だった。
「なんやおかん」
お、おかん?えらい若いお母さんやな。二言三言、会話は続いた。母が息子を気遣う内容だった。
中高生くらいになると、親と一緒に行動するのは疎ましくなるものだが、少年達の受け答えは実に素直なものだった。
お父さんがいないところを見ると、もしかすると母子家庭かも知れない。
「おかん上がったで」
「お兄ちゃんもか?」
「お兄ちゃんヒゲ剃ったはる」
親が子を殺し、子が親を殺す世の中、しかし、こういう親子のほうが日本にはまだまだたくさんいるはずだと、マメがつぶれて痛い足を引きずりながら銭湯を後にした。あいたた。

買うならWii

いよいよ次世代コンシューマーゲームハード商戦が始まる。
ぶっちゃけて言うが、PS3はもはやゲーム機ではない。6万円を超えるなど、ゲーム機の価格ではない。
例えプレイしたいゲームがあったとしても、6万以上も出してハードを買う気にはなれない。
山内という巨悪が去った後、再び任天堂が覇権を握る日が来るのか。そう簡単にはいかないだろうが、私の場合、何がどう転んだとしても、PS3を買うことはない。
買うとしたらWiiだ。
バーチャルコンソールはかなりそそられる機能だ。実はエミュレータでいくらでも遊べたりできるのだが(ナイショ)、ファミコンやメガドライブなどのソフトをダウンロード販売形式で遊べるというのは魅力的である。
PS3ではハイデフなゲームしかできないが、Wiiはいろんなゲームが楽しめる。これこそが真のゲーム機なのではないだろうか。
まあ、買うとすればの話だ。デジカメの買い替えやDSなど、Wiiに金が回るのはいつのことやら。
(ヘンなサイトを見つけたので貼っておくことにする)