爆弾低気圧

今冬はエルニーニョ現象の影響で暖冬傾向だが、もう一つ思わぬ気象傾向になっている。
去年から何度となく耳にされている方もいると思うが、爆弾低気圧の頻繁な発生だ。
爆弾低気圧とは、短時間に急激に発達した低気圧のことで、定義としては24時間に24(sinφ/sin60°)hPa以上、中心気圧が低下した低気圧をいう(φは緯度)。
北海道で竜巻が発生したときも、この爆弾低気圧が発生していた。そしてまた、日本近海で発生しつつある。
近年、台風ではない強い低気圧によって気象災害が起こることが多くなり、警戒を促すためにもこの爆弾低気圧という呼称を広めていくのもいいと思う。
陸上では強風、沿岸では高潮に充分な警戒が必要だ。

格付けチェックの演出問題

芸能人格付けチェックが今年も制作放送されたが、一流映画監督と素人が撮った映像作品を見比べて、どっちが一流監督が撮った作品かを当てる問題がある。
今年の問題は、阪本順治監督とハリセンボンの箕輪はるかがそれぞれ短編を製作、僭越ながら、私は2カット目で阪本監督の作品を見破った。氏の作品は観たことがないが、その筋の者が見れば一目瞭然であった。
しかし、問題の結果としてはほとんどの回答者が不正解であった。特に一流俳優チームは、演出意図を汲み取ったにもかかわらず外していた。ハリセンボンのwikiには、箕輪の力を認めているようなコメントがあるが、これは全く逆である。
それだけ、観客に映像を観る力がなくなっているということだ。
阪本監督の作品は、演者の台詞を全てオフで処理し、二人しか出ていない映像の印象を強めた。カットの切り返しやアングルも安定していて、カットごとの陰影のバランスも素晴らしい。
それに比べると箕輪の作品は、下手ではないが凡庸で、ちょっと映像を知っている学生やオヤジレベルの域を出ない。
テレビドラマのような凡庸な映像演出を多用した映画が氾濫した結果、こういう結果になったのだと思う。いい俳優がいい映画を撮れないことを如実に現している。
私にはワインの味はわからないので、きっとわかる人は同じようにワインについて思っていることだろう。

風呂難民

正月から仕事をするのはやぶさかではないが、一つだけ難点がある。正月は、銭湯が休みだ。風呂に入らないまま仕事に行くわけにはいかないし、仕事が終わったらちゃんと風呂に入りたい。
正月も営業している銭湯となると、スーパー銭湯の類しかない。幸い、三宮駅近くに見つかった。神戸クアハウスというところだ。仕事終わりに寄ってみる。
玄関を入ってすぐに靴を脱ぐ。ロッカーに入れて、販売機で券を買って、下足ロッカーのキーといっしょにフロントのおばちゃんに渡すと、脱衣所のキーをくれる。
エレベータで脱衣所まで行く。風呂場と脱衣所は階が違うので、脱衣所で裸になったあとは、階段で下の風呂場まで下りていかないといけない。銭湯通いしている身とはいえけっこうこっ恥ずかしい。
郊外型のスーパー銭湯ほどの広さはないが、普通の銭湯よりは広い。二種類の温泉があって、かなり大きい浴槽がある。洗い場が仕切られているのは珍しい(と思う)。
私が座った場所は、お湯の出が悪いというか、途中で温度がころころ変わって水になったりした。ちょっと困った。シャンプー、ボディソープ、石鹸が備え付けられてある。洗い場の数は少ないかもしれない。
920円は高いが、背に腹だ。もったいないので小一時間入った。
2日、3日と仕事があったので、両日共に入浴した。正月から温泉、まあちょっとした贅沢だ。

2006 UD Update

去年から出しているUDのアップデート版だ。ルーキーカード満載である。
ルーキーカードのロゴが若干大きいような気がするが、気のせいだろうか。
特に目新しいインサートなどはないが、ベースブランドのコンプリートとしては需要ありだ。
ロッキーズ松井稼頭央のカードもあるぞ。

ディラン&キャサリン

チケぴのプレリザーブから公演の案内が届いた。ディラン&キャサリンで芝居をやるそうだ。残念ながら小学校の同窓会が被って行けないのだが、その後しばらくして、あの熱愛報道が出た。吉本恐るべし。
ディランとは、ザ・プラン9のなだぎ扮する、ビバリーヒルズ青春白書の登場人物で、CVである小杉十郎太の特徴を見事に捉えている。
キャサリンは友近の持ちキャラで、ビバリーヒルズ青春白書とは関係ないが、ディランと絡むにはもってこいだろう。
ディランは新喜劇ボンバーにも登場し、私はそのときにハマった。年末のオールザッツ漫才には二人で登場、周りからいろいろ揶揄されながらコントを披露してくれた。
ただ、一つ気になるのは、二人の掛け合いがほとんど台詞の応酬で浮いたキャラのまま突っ走っていくので、どうやって収拾をつけるのかが疑問である。
ぜひ劇場に見に行きたかったが、25年ぶりの同窓会が相手では仕方ない。
まさか、去年のボンバーのように月イチで興行していくのだろうか。いや、それはそれで嬉しいのだが、んあぁ。