ジェットコースターから乗客が投げ出されて死亡するという事故があった。
乗客の安全バーが締まっておらず、係員の安全確認の不備が事故の原因らしい。
と一言で済ますのは簡単だ。
推測の域を出ないが、死亡した乗客は、自分の安全バーが締まらないことに対してどう思っていたのだろう。
もしかすると、締まってないけどまあいいか、くらいに思っていたのだろうか。私なら大声を張り上げて「締まってないぞアホンダラ」と叫ぶのだが。
事故の責任は間違いなく遊園地側にある。係員が安全確認を徹底しなかったために起こった事故だ。
しかし、乗客側の安全確認で防げた事故でもある。
人間はミスをする。他人も自分もミスをする。他人のミスは防ぎようがない。となれば、自分がミスをしないようにするか、他人のミスを自分の行動でカバーするしかない。
結局、最後のフェイルセーフは自分自身なのだ。
以前、横断歩道で信号が青になって渡ろうとすると、信号無視の車が突っ込んできた。二回あった。
もし私がぼーっと歩いていたら、間違いなく死んでいただろう。
日本人はもう少し、世の中が危険だということを認識したほうがいいかもしれない。自分の何気ない行為も、一つ間違えれば他人や自分を死に至らしめることだってある。
死んでからでは、こうやって文句も言えないのだから。
月: 2011年1月
寒さの底(たぶん
いつもの京都の寒さはこんな感じだ。寒いだけで雪は降らない。いつもの冬に戻ったようだ。
明日にかけて、太平洋側の平地でも積雪の可能性がある。日本のほとんどで氷点下を記録するそうだ。
立春前なので、たぶんこれが寒さの底だろう。
そして全国的にインフルエンザが流行している。何度も言うが、うがい手洗いの励行、充分な栄養と睡眠、感染したら早めの治療を心がけよう。
実はまだ一度もカゼをひいていない。このまま体調万全の状態をキープしたいものだ。
エジプト情勢、霧島の噴火、来週も目が離せないだろう。サッカーアジアカップも優勝したしね。
いとこいは永遠に
先日、喜味こいしさんが亡くなられた。兄のいとしさんが先に亡くなって、既にいとこい漫才は永遠の彼方だったので、追悼番組でもやらないものかと思っていたら、先日相次いで二番組が放送された。
中でも関テレは、私の大好きな「物売り」をフルスケールで放送してくれた。
いとこい漫才は、子守唄みたいなものだ。いつの間にか身体に染み込んで、聞くと心地よく、知らず知らずネタのフレーズを口ずさんでいたりする。
食卓にたけのこや松茸が並んだときに、その「物売り」のフレーズを口ずさんでいるのだ。
上方漫才の手本であり、大阪の文化であり、後世に継承していかねばならない、大切な財産でもある。
しかしいつ見てもおもろい。
男たちの挽歌がリメイクだと
ガンマニアで男たちの挽歌を知らないというのは、阪神ファンでバースを知らないようなもんだ。
今では当たり前のように見られる、オート二丁拳銃スタイルを全世界に知らしめ、ツッコミどころ満載のストーリーながら、ド派手なアクションに男臭い演出。香港ノワールの開祖的作品だ。
こんなビッグニュースが、データ放送の試写会案内で初めて知るとは、ここは情報過疎地か。
早速公式サイトにて予告編を観てみる。
ありゃ、なんか韓流ブームの中に流れてしまいそうな感じだぞ。こりゃだめだ。あ、香港かw
ジョン・ウーの名前はあるが、たぶん貸しただけだろう。監督もアクション畑の人じゃなく、普通の人らしい。
劇場行ったらたぶんおばちゃんばっかりだな。
男たちの挽歌がリメイクしてた、ということだけは憶えておこう。
いつ見てもすげえなあ
クレイジーセット?
今噂のCMだ。特にアメリカで、この子供たちの反応が、まるでドラッグをやっているようだとか、狂気染みているとか言われ、これはもうハッピーセットじゃなくてクレイジーセットだよ、と全米を震撼させているそうだ。
まあ確かに、この子供たちのはしゃぎようは相当オーバーだ。過剰演出と言われても仕方ない。
しかし、私はそれほどには思わなかった。
実際、本当に欲しかったものを子供に与えるとこういう反応をする。私に子供はいないが、甥や姪で疑似体験はしている。
つまり、このCMは視聴者に子供がいるかいないかによって、反応が違うのではないだろうか。
このCMを見ようとする人間は、異常なCMというのはどんなのだろうと確認の意味で見に来る。
すると、思考にバイアスがかかり、それほどでもないものでも異常に見えてしまう。10段階で6くらいでも10に評価してしまうわけだ。
あまりつまらないことで規制や自粛が広がらないことだけを願う。