京都のスーパー事情

ツイッターのTLで、京都市西京区を中心に店舗展開しているスーパーキタノが全店閉鎖したというのを見た。
私は東の方に住んでいるので縁はないが、ポテサラブログで京都のあちこちのスーパーなどに足しげく通っているので、広沢池店には一度だけ行ったことがある。
丸太町通にあるその店は、客もそれなりに入っていて、とても潰れそうな感じはなかった。
それに、少し東にある同じようなスーパーが最近になって閉店したので、少しは客足も増えたのではないかと思えるくらいだったのだが。
最近になって、こうした小さなスーパーの閉店が、実はじわじわ増えている。
河原町五条にあったFマートや、ストリートビューで見つけて訪れたら閉店していた花園公設市場、件のスーパーキタノは、中立売にあった店を先んじて閉店させていたりする。
その一方で、じわじわ勢力範囲を拡大させているのが、フレスコとローソンストア100だ。
24時間営業を最大の売りにしているフレスコは、同業他店の近くでも平気で出店する。北野白梅町店などは、イズミヤのすぐ南だ。考えられない。
生鮮食料品や惣菜などを24時間営業で売られれば、コンビニやスーパーはたまったもんじゃない。
しかしそのコンビニで勢力拡大中なのがローソンストア100だ。
まあ私も最近はほとんどの買い物がローソンストア100である。品揃えは豊富だし、100円でないのもたまにあるが、オリジナルブランドもたくさんあるので、買い物は事足りる。
ここ数年、右肩上りで店舗数拡大中だ。
都市生活の多様化に加えデフレと景気低迷で、中小スーパーや小売店はかなり厳しい状態にある。
スーパーがなくなると、お年寄りらの買い物が厳しくなるのだが、その隙間を実はローソンストアのような店が埋めたりするのだ。
変な話、京都中がフレスコとローソンストア100だらけになる可能性も、まんざらないわけではない。