テレビ局の姑息な演出はさておき、東へ旅立った人間が西から帰ってくるというのは凄い。
文字通り、走り続けた二年間だった。この企画を聞いた当初、無事帰って来れるかということだけが心配だった。
特にヨットは危険だ。プロでも危険だ。正直、海上ルートはヨットでなくてもいいくらいだった。
それが、太平洋、大西洋と横断して、中東やアジアの危険な地域もクリアして、国家間では険悪なムードの中、中国も無事通過、そして今日のゴールだ。
無事で何よりだと心から思う。
しかしテレビの演出というのはつくづく辟易させられるのだが、吉本芸人の師匠クラスがあれだけ揃うというのはそうない。
特に三枝、きよし、仁鶴のスリーショットは、おそらくもう見納めではないだろうか。なかなか三人揃って同じ画面に収まることはない。私もこれまであまり見たことがない。
早速、大阪ローカルの「明石家電視台」の収録が待っているそうだが、二年経ってもやっぱりまたさんまさんに怒られる寛平さんが見られるだろう。
お帰り寛平さん。お疲れ様でした。