先日、喜味こいしさんが亡くなられた。兄のいとしさんが先に亡くなって、既にいとこい漫才は永遠の彼方だったので、追悼番組でもやらないものかと思っていたら、先日相次いで二番組が放送された。
中でも関テレは、私の大好きな「物売り」をフルスケールで放送してくれた。
いとこい漫才は、子守唄みたいなものだ。いつの間にか身体に染み込んで、聞くと心地よく、知らず知らずネタのフレーズを口ずさんでいたりする。
食卓にたけのこや松茸が並んだときに、その「物売り」のフレーズを口ずさんでいるのだ。
上方漫才の手本であり、大阪の文化であり、後世に継承していかねばならない、大切な財産でもある。
しかしいつ見てもおもろい。