去年は散々だったが、今年は今年で新型インフルエンザの感染が大阪で見つかってしまった。マスクしてないぞ。
電車代節約のため、仕事のある楽日のチケットを取った。しかも最前列、だが上手スピーカー前。
オムライスでも食おうと思ったが、ダイエット中なのでそのまま。開演17時半だしね。
オープニング
ソマリア沖海賊船の船上。日本船を見つけて攻撃しようという海賊に、船上のマトリョーシカの中にいたタキシード姿の三人が登場。だがあえなく撃たれてオープニング。今年は007風。なんか耳当たりがいいなと思ったら音楽はカジヒデキ。
今日から共産主義
久しぶり思想ネタ。前半30分ほどこのネタで引っ張る。
ある会社、突然社長が、今日から我が社を共産主義にすると言い出す。当然困りだす社員達。富を平等にしようと持ち物や財布を出せという社長。
しかしいろいろ問題点が発生、それを話し合う社員達。当然何も解決しないが、それでも共産化は続く。
他の会社も共産主義にするため、リクルートを始めるがうまくいくわけがない。そこで、共産主義奨励の寸劇をすることに。
昔のようなラジカルさはないが、まだまだこんなネタをやってくれるのは嬉しい。
じじい投げ
友人に誘われて田舎に暮らすことになったが、そこでじじい投げという祭りで投げられてくれと頼まれる。何度も断るが結局投げられた、と思ったら投げられたのは別人。
ふとん祭りを思い出す祭りネタ。
行方不明
ある家の息子が行方不明になった。両親と伯父、息子の友達三人が帰りを待っている。それぞれに心配するが、友達三人のためにピザを取ることになり、それがやがて大きないさかいになる。
小さなプロットを、小さな仕掛けで大きくしていったコント。うまい。
お見合いパーティ
二度目の性転換をお見合いパーティの相手に相談する女。なぜか斉木さんの歌謡ショーに。
夜中に書いたノート
夜中に思いついたことを書き、それを翌日見るとこっぱずかしいというあれ。そのノートをばらしまくる。四輪駆動は惜しかった。
ヤク中総理
覚せい剤を使っているという噂が立っている斉木総理。秘書がカマをかけるが巧みにかわす。しかし、徐々にボロが出て・・・。
斉木さん今年は超ハイテンション。
純金の弟
食事をしている三人兄弟。一人金ぴかの弟。兄貴二人は彼を売ろうとする。しかし、誰かに盗まれる。あの金粉塗ったのかな。
命の使い方ショー
ラストのわいがやコント。自殺はあかん、みたいな感じで、命の使い方をあれこれ。東尋坊やはグレイト。ここでも斉木さん独り舞台。
カーテンコール
今回の客演は、なんと作家演出陣。いくら不況とはいえ、身内を出すか。おもしろかったけど。細川さんってだいぶ若いね。30後半くらいかと勝手に思ってたが。
今年で30周年。ああっ、こういう切り目にケラ演出とかもう一回三木演出とか見たかった。もしラストがあるなら、そのときにお願い。
どんなに金がなくてもこれだけは行こう。また来年。
May.17,2009 大阪・シアタードラマシティ