吉野家の牛丼が18日に一日限定で復活する。値段はどうやら300円越えになるようだ。
反米、反保守というバイアスを抜きにしても、例の背骨混入問題に対するアメリカの対応は酷かった。己の非を棚に上げ、安全性を重視する日本の姿勢を嘲笑し、当たり前のように自らの行為を正当化する態度にはさすがに私も腹が立った。
しかし、そんなアメリカの牛肉がなければ、吉野屋の牛丼は成立しない。つまらんイデオロギーより、私は食欲のほうが大切なのだ。
外食業界は静観している。吉野家を試金石として、評判がよければ輸入するつもりなのだろう。
私は吉野家の牛丼は食べるが、それ以外のアメリカ産牛肉は食べないつもりだ。人の顔色を窺って商売するような、志の低い連中に用はない。