神戸で仕事中、私は一人でじっと座っていたので、ゆっくりとした大きな揺れを感じた。職場はビルの6階。部屋のものが揺れるということはなかったが、なんとも気味の悪い揺れ方だった。
ふと、震災のことを思い出した。私は12時間差で難を逃れているのだが、もしこれが余震で大きいのが来たらどうしようと、とりあえずドアの方に逃げて、ドアは変形して開かなくなるのを防がないと、などと思いながら仕事をしていた。
帰宅してニュースを見ると、それが福岡で起こったM7.0の大地震だということがわかった。それほど大きな地震だったとは。
被害はあまり大きくはないようだが、日本という国はどこにいても地震の脅威に晒されているのだとつくづく思った。