愛・地球博の解せない言い訳

内覧会の新聞記事だったと思う。博覧会会場は、飲食物の持ち込みが禁止されている。それはわかるとして、手荷物検査で見つかった飲食物は、その場で廃棄されるというのだ。
愛・地球博と銘打ちながら、全く愛がない。いかなる理由があろうと、食べ物を廃棄することはあってはならない。目の前で母親の作ったお弁当を捨てられる子供の身にもなってみろ。
運営側は、テロや食中毒の対策だと言っている。テロ対策ならば、手荷物の持込は全て禁止にすべきである。食中毒対策というのも、まさか他の客に持ち込んだ食べ物を配るとでも言うのか。
つまりは、飲食物は全て会場内で購入させるようにして、売り上げを上げようというそれだけの理由である。たぶん、どこかとどこかが癒着でもしているのだろう。
この博覧会に行くことはないと思うが、運営側はもう少し足りないおつむを働かせてほしいものだ。