
79年セガ/ドットイート。
パックマンに代表されるドットイートゲームの元祖。追いかける敵の車をかわし、ひたすらドットを取り続ける。
加速はボタンでできるが減速や停止ができないため、敵の動きを見ながらコース取りをしないと、哀れ正面衝突となる。
これが意外とハマる。なかなかうまくいかず、気がつけば何十分もプレイしていたりする。また敵の動きが実に憎らしく、こちらの動きに合わせてコースを変えて特攻をかけてくる。
単純ではあるが、それだけに奥の深いゲームである。
ニャホニャホタマクロー
しばらくはエンディングとして流れるそうだが、あの歌はオリジナルではない。みんなのうた「ラジャマハラジャー」というのが原曲で、歌は戸川純。作曲は吉川洋一郎なので、思いっきりヤプーズである。
最近記事が手抜きなのは、FFXIに思いっきりはまっているのと、バイトを一つクビになったからである。
つまり、家にいるとついついゲームをしてしまうので、原稿を書くヒマがないのだ。すまん。
ああ花粉症
たぶん前回の大発生の年に初めて罹ったと思う。以来、この季節になると鼻を中心に症状が出る。
今年はその大発生年ということで騒がれたが、冷え込みが長引いたせいで私は大丈夫だった。しかしこのところの陽気で、今年もめでたく罹患となった。
ひどい人はほんとにひどいそうだが、私は軽度な方である。外出しなければ薬なしでも症状は治まるし、症状が出ても鼻水鼻づまりどまりなので、それほど深刻ではない。
花粉症対策のため、スギを伐採しようという意見もあるが、それは本末転倒だろう。それだけ地球環境が変わってきているということで、地球は人間を追い出そうとしているのだ。
冬も終わり、暖かくなって花の季節到来である。いや、鼻の季節か。
F1第2戦マレーシアGP
今年のF1は、二戦目にして異常な様相を呈してきた。シューマッハ兄が表彰台に上がっていないのだ。一体彼に何があったのか。それとも、今年のレギュレーションに改良型マシンでは合わないのか。
ルノーが二連勝というのを異常と言うのは失礼だが、去年からすると考えられない結果だ。その中、トヨタが初の表彰台に上がったことは嬉しいニュースである。
どうもキーポイントはタイヤにあるようだ。交換禁止というレギュレーションは、ドライバーにより以上の繊細なコントロールを要求し、そのため予選決勝を通して慎重にならざるを得ない。
タイヤに優しいレースをするには、マシンのセッティングも影響してくる。F1はそうでもないが、インディカーではセッティングが決まらないとまともに走れないほどなのだ。今年のレギュレーション改正で、F1もより厳しいマシンセッティングが必要になったということだろうか。
常勝フェラーリが勝てない現状は、ある意味、今年のF1がそれだけコンペティティブになったとも言える。このままルノーが抜け出すのか、それとも混戦になるのか。ヨーロッパラウンドを迎える頃には、それなりの展開が見えてくるだろう。今年のF1は、もしかすると面白いかもしれない。
福岡で地震
神戸で仕事中、私は一人でじっと座っていたので、ゆっくりとした大きな揺れを感じた。職場はビルの6階。部屋のものが揺れるということはなかったが、なんとも気味の悪い揺れ方だった。
ふと、震災のことを思い出した。私は12時間差で難を逃れているのだが、もしこれが余震で大きいのが来たらどうしようと、とりあえずドアの方に逃げて、ドアは変形して開かなくなるのを防がないと、などと思いながら仕事をしていた。
帰宅してニュースを見ると、それが福岡で起こったM7.0の大地震だということがわかった。それほど大きな地震だったとは。
被害はあまり大きくはないようだが、日本という国はどこにいても地震の脅威に晒されているのだとつくづく思った。
三菱グループの隠蔽体質
三菱自動車のリコール隠し、三菱地所の環境汚染隠蔽に続き、三菱グループのその歴史上最大の隠蔽が発覚した。
実は三菱は・・・
日本の自動車メーカーとモータースポーツ
モータースポーツもビジネスと言い切ってしまえばそれまでであるが、ブランドイメージのためには必要不可欠である。現に、各メーカーにはそれぞれ純正のスポルティングチューナーが存在する。トヨタのTRD、ニッサンのNISMO、ホンダの無限、ミツビシのラリーアート、マツダのマツダスピード、スバルのSTi、といった具合にだ。
ファミリーカーという基幹を守りつつ、一方でスポーティな車も提供する。走りを追求しない自動車メーカーはメーカーではない。というわけで、各メーカーのモータースポーツの現在について記しておく。
トヨタはご存知のように、F1のコンストラクターとしてフル参戦している。成績はまだ芳しくないが、今年辺りは初優勝も可能である。もちろんF1だけでなく、アメリカのIRLシリーズにも参戦している。
この他、JGTC(今年から国際レースに)、全日本F3など、トップ企業だけに入れ込みようはさすがである。また、富士スピードウェイを傘下に収めて大改修、F1開催を狙う。
ホンダは、いよいよF1コンストラクター参戦に向けての布石を打ち始めた。トヨタと同じくIRLにもフル参戦、世界のトップカテゴリーで凌ぎを削る。2輪もWGPやモトクロスなど世界レベルである。
鈴鹿、もてぎと二つのサーキットを所有し、人材の育成も盛んである。特に鈴鹿のSRS(鈴鹿レーシングスクール)は、佐藤琢磨を輩出したことでその存在価値が大きくアップした。ホンダとトヨタは、日本のモータースポーツにおいては牽引役である。
ミツビシは、やはりラリーである。67年のコルト1000Fからスタリオン、ギャラン、そしてランサーと、連綿と続く歴史を持っている。パリダカに代表されるクロスカントリーも盛んで、国内でもラリーやダートトライアルなどに参戦している。
スバルも同じく、ラリーの世界最高峰WRCに参戦している。WRCは昨年から悲願の日本開催ラウンドが行われているのだが、もう少し盛り上がってもいいようなものである。
マツダは現在メーカーとしてのモータースポーツ参戦はないが、ロードスターのワンメイクレースなど、地道な活動は続けている。マツダといえば思い出すのは91年のルマン、日本車としてマツダ787Bは初めて総合優勝を遂げた。あの時の感動は私も忘れられない。トヨタもニッサンもなし得なかった偉業を、マツダも忘れてはいないはずだ。
ダイハツは小規模ながらワンメイクやラリーなどの活動をしている。スズキはJWRCなど同じようにラリー中心だが、スズキといえばパイクスピークである。スズキスポーツの社長、モンスター田嶋こと田嶋伸博が、スズキ車をツインエンジンに改造、自らステアリングを握って優勝まで果たしている。
やはり会社の資本が大きいほど、モータースポーツにも投資できるわけだが、金をかければいいというものではない。モータースポーツで得られたものを製品にフィードバックしたり、単なる道具ではない、車で走ることの楽しさを伝えていくことが、企業にとっても我々にとっても重要なことなのだ。