ごっつええ感じショートコントアーカイブ#3

・うそよねーん
「うそよねーん」というセリフで決まるコント。嘘をついてはいけないシチュエーションでふざけて笑いを取るというコントの王道。番組終期に「えげつなー」でパターン復活。

・Angelちゃん
単発コントだが、実はダウンタウンの持ちネタである。伝説の番組「河田町意思表示」で前田政二と組んで披露している。登山にやってきた二人がエンジェルに出会うが、ふとしたことで豹変して暴力的になるエンジェルに戸惑う。ダウンタウンらしい、シュールなネタである。

・インディ
コッスーの秘宝やサトちゃんの小箱を求めて冒険するインディジョーンズのパロディ。松本隊長率いる探検隊が、接着剤の沼や深い池などに突進して、ユートピア風に締める。最終回は感動ものの大仕掛けであった。

・カッパ
正義感の強いカッパの松本。浜田・板尾の人間の親子に注意をするが、逆ギレした浜田にぼこぼこにされる。後に子カッパ今田登場。子供の前では意気のある親カッパだが、子カッパがいなくなると途端に卑屈になる。更に展開して子カッパ今田がメインとなり、親カッパ松本が今度は子カッパの足を引っ張る。成長するシリーズコントの原点。

・おかんとマー君
シリーズ屈指の傑作コントである。実際、大阪のおかんはこんな感じだ。うちのおかんとダブるところも多々ある。マー君は回を重ねるごとに不良度を増していき、失恋や友人との別れを経験しながら成長していくが、挙句の果てに先輩を刺してしまったり、CDを万引きしたりしてしまう。しかし、そんなマー君をいつも支えているのがおかんである。そこには、松本人志の母への愛が隠されている。

フジテレビvsライブドア終局

がっかりである。というより、ある程度予想はついていた。
結局、ニッポン放送株という人質を取ったライブドアが、フジテレビから出資という身代金を得ただけであった。哲学もビジョンもなにも存在しない、おおよそ後世には伝えられない単なるマネーゲームに終始した。やはりライブドアは、そこらの新興宗教やヤミ金融のようなただの金儲け集団と同じであった。
しかし、既存メディアに対して風穴は開けてくれた。大した企業努力もなしに安泰を決め込んでいる放送局は、今後フジテレビと同じような事態に成りかねない不安を抱いたはずだ。
しっかりと志を抱いた人間が動けば、事態はもっと劇的に変わるだろう。さらばホリエモン。どうやら君の時代は終わったようだ。

ごっつええ感じショートコントアーカイブ#2

・マリアちゃん
松本扮するチンパンジーのマリアちゃんにいろいろな実験をする。研究員役でメンバーがずらっと並び、役を持て余している感がある。マリアちゃんの意外なリアクションで笑わせるという古典的なコント。

・大先生
形としてはワイスペのものを踏襲している。陶芸家の松本大先生が、些細なことに激怒して脈絡のないセリフで笑わせるというオチ。白髪混じりの長髪ヅラに着物というキャラは以降もしばしば登場する。

・にわとり
最初は卵を食べる人間社会に復讐する3羽のにわとりというコントだったが、後に急展開、ルドルフ、カサノフ、タッターニャの青春にわとりコントとなる。標的となった人間は羽でしばかれまくる。

・ベンジャミン
単発コント「ダスティ君」を元にした元祖外人キャラである。歌の元になっているのはザ・ダッシュという漫才コンビの志歌ソングがオリジナル。後に共演を果たすが、カントリー調のリズム取りに失敗して最後の「ヘイ!」がずれてしまい、以降その決めが慎重になる。

・ダンス先生
初期の傑作シリーズコントの一つ。松本扮するソウルフルなダンスの先生が、奇妙なダンスを教える。最終回、ヅラであることを告白して絶命する。ラストカットのヅラが涙を誘う(わけない)。レッスンは全11回。

ごっつええ感じショートコントアーカイブ#1

~ワイスペ時代
「ダウンタウンのごっつええ感じ」は、レギュラー放送の前に2度、スペシャル番組として火曜ワイドスペシャルの枠で放送された。これで様子を見て良ければレギュラー化というよくあるパターンである。
ショートコント出演者は、ダウンタウン、今田耕司、YOU、吉田ヒロ、西端弥生、以上はレギュラー化にも残ったメンバーで、ワイスペだけに島田珠代、東野幸治(後にレギュラー参加)が出ている。
コントのスタイルは「夢で逢えたら」を踏襲し、実に簡素なセットで時間も短い。オヤジ、ネクタイ、ベッド、味噌汁、義理人情、などテーマに沿った内容で制作されているため、ハードルが課せられ間口が狭くなっている。
アブノーマルな英語教師コント、エロティカ先生の原型や、大先生(白雲斎)の原型なども登場している。
~レギュラー化
91年12月、ごっつええ感じは日曜20時という最強のゴールデンタイムでレギュラー化された。メンバーは、ダウンタウン、今田耕司、130R(板尾創路、蔵野孝洋)、吉田ヒロ、YOU、西端弥生、篠原涼子、松雪泰子(翌年3月で降板)、伊藤美奈子(翌年3月で降板)。今から考えれば松雪泰子の参加は驚きであるが、彼女の女優生命には何ら影響を及ぼさなかった。
ダンス先生、おかんとマー君、ミラクルエースなど、傑作コントが続出、YOUはミュージシャン色が薄まり、芸人の道を歩み始める。
~ヒロ脱退、山田花子加入
番組中でも度々触れられていたが、東京のプレッシャーに勝てず吉田ヒロが降板、替わって山田花子が加入する。いじられキャラを使ったコントも作られたが定着せず、わずか半年でプロレスラー転向のため降板した。
~不祥事
板尾が不祥事を起こして降板、ほぼ同じ時期に西端も産休で降板する。余談だが旦那は古田新太である。「バビルくんとロデムくん」で人質の西端に対してヨミがそのことに触れている。
板尾の降板により、せっかく課長に昇進した「板尾係長」や「ポチ」などが打ち切られる。
~東野幸治加入、板尾復帰
ワイスペ時代に出演していた東野が復帰した。東野は大きな即戦力となり、「産卵」やキャリー東野など板尾の穴を埋めるに充分な活躍をする。半年の謹慎後、板尾も復帰。復帰第一弾を「シンガー板尾」で飾る。
~女性陣降板
その直前から涼子は既にショートコントに出なくなっていた。思うに、「くらピー」で蔵野に無理矢理キスをされたせいではないだろうか。他にも同じシチュエーションのコントで板尾や東野にも唇を奪われそうになっている。
YOUもこの頃妊娠しており、これでメンバーから女性陣が消えることとなる。
~そして突然
予感は漠然とあった。コントが投げやり、おざなりになり、深みや広がりがなくなった。テレビ局の理不尽な力関係の煽りを受けて、ごっつええ感じは打ち切りが決定した。
数々のショートコント、数々のキャラクターを世に送り出したごっつええ感じ。それはおそらく永遠に他の追随を許さないだろう。次回から、その名作ショートコントの数々を振り返っていきたい。

新ドラえもん

フルデジタル化されてかなり綺麗な印象である。色使いも明るくなり、水彩調の背景もいい。だが、声に関しては肯定的な印象を得ないのが正直なところだ。
前回書いたとおり、やはりドラえもんとのび太の声のトーンが近過ぎる。のび太に関しては、少年という印象が薄れてしまい、気弱さが中性的なイメージになっている。
ジャイアンは若返り過ぎた。声の印象は似ているが、芝居がついていってない。14歳では無理もない。自然な感じがいいかもしれないが、それでは周りと合わない。
スネ夫は無難な感じである。もっといやらしさが出れば及第点だろう。しずかちゃんも割と好印象である。ちょっと色っぽ過ぎるかもしれない。いきなりお風呂のシーンでやってくれた。
のび太のパパママは残留かと思ったが、結局総入れ替えとなった。えらい冒険をやったものだ。
深みがなくなったのは否めない。しかし、それは浅くなったのではなく、古いものをそぎ落として新たなスタートを切る意味合いを含んでいる。
たぶんこれからのドラえもんは、これからの世代のドラえもんとなっていくのだろう。一年後には完全新作の劇場版が控えている。いろんな意味で、新ドラえもんの試金石となることは間違いない。
050416

日清食品

日本、いや世界に名だたるインスタントラーメンの老舗である。CMを見る機会もかなり多い。実はかなり前から気になっていたのだが、どうも日清食品のCMは、だる~いものが多い。けなしているのではない。そのだる~いところがなかなかクセになって面白いのだ。
カップヌードルなど売れ線の商品CMは、人気タレントを起用したりアーティスティックにしたり結構真面目につくっているが、キワモノというか新商品に比較的そのだる~いCMがあてられている。
今でいうと、健多郎である。石原裕次郎風の速水もこみちが海パンいっちょで出演している。狂った果実風のキャラやセリフ、カメラワークやカット割りさえも実にだる~い。爆笑ではなく、苦笑という感じである。
麺の達人、スープの達人もだる~い。ハンマー投げの室伏がれんげや麺を投げるあれである。汗だくの室伏が半笑いで「ぷー」とか「めーん」とか叫ぶ。実にだる~い。
そのだるさの一翼を担っているのが、書き文字風のテロップである。ラ王のCMでもよく使われている。それがお世辞にも達筆ではない。下手でもないが、ヘタウマでもない。ある意味慇懃無礼な姿勢がなんともだる~い。
決してウケを狙わず、しかしご機嫌を窺いつつ、完全にはずさないですスカすように放り投げてくる。そういうスタンスが非常にだる~く、クセになる。
私が気づいてからもう7、8年この傾向が続いているので、しばらくはだる~いCMを楽しめそうだ。
http://www.nissinfoods.co.jp/product/cm/

サムライ

サムライ
80年セガ/アクション。
まだまだグラフィックとしてはチープだが、当時としては画期的でもあった。プレイヤーはサムライを操作して、切りかかる敵に立ち向かう。
ボタンを押すと刀を振るうのだが、押すごとに上段中段下段と振りが変化するところはなかなか小憎らしい。難易度はそれほどでもないが、油断すると上から飛んでくる手裏剣にやられる。
スコアのカナ表記も目新しかった。漢字も使われている。ちょうど25年前のゲームだ。