あーしんど

というわけで、インフルエンザにかかってしまった。高熱と身体のだるさがとれず、ぶっとい注射を打ってもらった。
医者に行こうと外に出ると、京都は久々の大雪だった。この冬一番の寒さだったらしいが、高熱なのでちょうどいい感じだ。
京都は寒いわりに雪が降らない。寒くても雪が降ればなんとなく楽しい気分になるから不思議だ。3日は一応仕事に行くつもりだが、シティボーイズの先行予約チケットの受取期限なのでなんとかしたい。
しかし年末に体調を崩したときも火曜日だった。どうも週末神戸や大阪でウイルスを拾ってくるようだ。外から帰ったらうがい手洗いを忘れずに。
050203

誕生月だが

毎年2月はロクなことがない。
妹のキャラメルを盗み食いして歯の詰め物がとれたり、インフルエンザが腸に来て血が出るほど下痢したり、仕事で金銭面のトラブルがあったり、友達だと思っていた女性に電話で泣きつかれたり、去年はとうとう祖父が亡くなってしまった。
今年も、実は今ちょっと熱があって体がだるい。
今月無事に乗り切れるかどうか心配だが、まず明日の原稿をなんとかしないと。

パタリロ!

嘆美主義といいつつ、簡単に言えばホモ漫画である。よくもゴールデンタイムに放送できたものだが、はまって観ていたのは私のほうだった。
辻真先、金春智子、酒井あきよし、筒井ともみと豪華な脚本陣もさることながら、なんといっても豪華なのは声優陣である。端役であるタマネギ部隊には、古谷徹、野島昭生、古川登志夫、三ツ矢雄二といった主役級がずらっと揃う。
先祖と子孫のパタリロ(それぞれ杉山佳寿子、松島みのり)が登場する回は、声優陣の奥深さを感じさせる。三人が一度に揃う回などは、もう狂喜乱舞抱腹絶倒である。藤田淑子がマライヒの声をあてているのを利用して一休さんを登場させるとか、スタッフのおふざけも楽しめる。
同性愛(少年愛)を扱っているとはいえ、シャレの部分が大きく、強烈なギャグがそれを覆い隠す。あ、そうか、マライヒは男だったと改めて気づくことも多いはずだ。
パタリロの後にイデオンを観ると、カーシャがどうしてもパタリロとダブって困ったりする。私は赤ちゃんのぷくっとしたしもぶくれのほっぺたが好きなので、パタリロがついついかわいく思えたりもする。
あ、いかんいかん。

WARTRAN TROOPERS

04年コナミ。4人同時プレイ可能な長物ガンシューの第2弾。客がいないゲーセンにあったのでやってみた。筐体はモニター並列2画面、4人で2画面は狭いかもしれない。銃はアサルトライフル型だが長物はあまり詳しくないので原型不明。オプションボタンがグリップ上に、ストックにはボタンとセンサーがあって、ちゃんと構えると照準ガイドが出る。
軍隊の教練をモチーフにし、教官の怒号と罵声の中ゲームスタート。一人で二画面分の敵を相手にするのは辛い。もちろん敵の量は少なめになっているのだろうが、目が行き届かない。
このゲーム、銃の構え方はもちろん、筐体との距離も適正に取らないとセンサーが反応しないようだ。リロード時に出るはずの盾も出たと思うとすぐ引っ込んだりするし、ちゃんと構えているのに照準も出ない。それでもなんとか1ステージ目は最終ボスまで辿り着いた。
長物にしては装弾数が少なく、6発ほどですぐにリロードになる。オプションボタンで銃の種類が変わるようだが、変に押してしまったのか。多脚戦車のようなボスはなんとか倒したものの、第2ステージですぐにゲームオーバー。
ともかく、銃の使い方を熟知していなければスムーズなプレイは難しい。前作であるワールドコンバットはプレイしていないので、知っているという前提かもしれない。やはり、4人でわーわー言いながら遊んだ方が楽しいだろう。
教練をモチーフにしているのなら、プレイの前にちゃんと教えてくれよ。
http://www.konami.co.jp/am/wartran/

昭和二十七年

風呂上がり。ジュースでも飲もうと小銭を持って近くの自動販売機へ行った。100円、10円、10円、最後の10円玉が戻ってくる。何度も何度も戻ってくる。目当ての物が買えず、舌打ちして帰ってきた。
その10円玉をよく見ると、昭和二十七年のいわゆるギザ10だった。他の10円玉と比べると、こいつはやや薄く、重量が違うので機械が弾いたのだろう。
昭和二十七年といえば、今から53年前。私なんぞは欠片も存在していない。戦後日本がようやく独立自治国として再スタートした年である。テレビもまだない。
こいつが製造されて53年。いろんな人の手に渡っただろう。ギザ10だから、仲間の大半はコレクターが抱えてどこかにしまわれているはずだ。
とりあえず、職場の机の引き出しに入れてある。そのうち使ってやるよ。

映画観てないなあ

観たいものがないというのもあるが、日本映画は延々と恋人が死んだり生き返ったりする映画ばっかり作ってて、いい加減にしろよという辟易感もある。とりあえず気が向いたらハウルは観るか(たぶん行かない)。
SFフリークとしてはある意味禁断の作品、「宇宙戦争」が今年公開になる。トムクル・スピルバーグコンビでだ。このコンビは、私が小説の師と仰ぐP.K.ディックの「少数報告」を映画化、個人的にはギリギリ及第点だったが、当然、ディックのSF小説としての面白さは見事に殺してくれた。もちろん、今回も危惧はしているが、観ずに捨て置くわけにはいかない作品だろう。
アップルのムービートレーラーを覗いていると、面白そうな映画があった。「Sin City」、おお、ロバート・ロドリゲスではないか。
タランティーノがすっかり無くしてしまったバカでクールな映像を、まだこの人は持ち続けてくれている。「デスペラード」は最高によかった。パート2はがっかりしたけど。
どうもアメコミが原作のようで、トレーラーにもコミック調のカットがあった。ブルース・ウィリスとミッキー・ロークという、まるで水野美紀、水野真紀のようなキャスティングだ。トレーラーはモノクロだったが、陰影が気持ち悪いくらいキッチリついていた。
全米で今年の4月だから、日本に来るのは夏以降になるだろう。バカクールな映画を期待している。

ISS(国際宇宙ステーション)

スペースシャトルの飛行停止以降、ISSはその影響をモロに食らってしまった。本来ならばもうすぐ完成するはずなのだが、運用どころか工事さえままならないのが現状だ。
スペースシャトルの飛行再開予定を控えて、宇宙機関長会議というのが開かれた。NASAやESAなど主要宇宙機関の偉いさんが一同に会して、今後のISSについて話し合った。宇宙開発は、国際協力なくして成立しない。会議では、ISSの2010年の完成を目指して、更なる協力が約束された。
宇宙開発は金がかかる。今は国際プロジェクトで進んでいるが、最終的には商業運用が必要になる。そのためにも、ISSの完成、運用は絶対である。
人類の次の大きな一歩のためにも、ISS計画の成功を祈っている。
と本当ならここで終わりなのだが、気になるニュースを見つけてしまった。現在ISSで活動中の宇宙飛行士が、空調の故障や機械の異常音を調べているうちに、ISSの外壁に正体不明の付着物を発見したそうだ。
もちろん、そこは真空の宇宙。付着物というのが、外壁からしみ出てきたのか、それともどこかから飛んできたのかはわからない。なんとも気味の悪いニュースであるが・・・