MTJ #24

「Tiny Boat」The Pillows
タイトル通り、小さなボートに乗って川を下っていく。相変わらずきれいなギターでこれもしっとりとしたいい曲。ほんとにブレイクしなかったなあ、ピロウズは。

「Stupid Girl」Garbage
フィルム汚しまくりタッチの渋いビデオ。これといってヒネリはないが、バンドのイメージを伝えるには充分。サウンドもめちゃ渋。公式サイトで観られるのでぜひ。

「北風小僧の寒太郎」みんなのうた
月岡貞夫の牧歌的なアニメーションが秀逸である。と同時に、もはや日本のスタンダードといっていい曲だろう。NHKは毎冬放送する義務がある。サブちゃんバージョンも聴きたいものだ。

「泣いちゃいそうよ」ともさかりえ
隠れた名プロデューサー、上田知華の楽曲である。ともさかのシンガーとしての片鱗を垣間みさせ、アーティストとしての深みを与えた功績は大きい。ビデオは延々泣いてる女の子が出ててつまらないが、曲はいい。

「Monkey Wrench」Foo Fighters
ニルヴァーナが悲劇的な解散を余儀なくされたあと、ドラマーを中心に結成されたバンド。洋楽には疎いので経緯は調べて書いているだけだが、サウンドはパンチの効いたノリノリの曲である。場末のホテルの一室、ふと覗き込むと中で演奏している。聞きつけて他のメンバーも集まり、我慢できなくなって中に飛び込むと楽器だけで誰もいない。じゃ俺たちが、ってんで再び演奏が始まる。人気を不動のものにした一曲。

スペースコブラ

先に公開された劇場版のヒットを受けて、テレビシリーズも製作された。アメコミ風のキャラが少々苦手ではあったが、毎週楽しみに観ていたのを憶えている。
なんといっても野沢那智がいい。2枚目半のヒーローをやらせれば、彼の右に出る者はいない。勧善懲悪、無敵のヒーローが悪を倒す爽快感。精神エネルギーを撃ち出す左手のサイコガンが障害物を避けてホーミングしながら飛ぶのを見た時、欲しい!と思ったものだ。
大胆で豪快、近年ではすっかり失われてしまったヒーロー像が、コブラである。

ゴーストスカッド

04年セガ。AM2研待望の新作ガンシューである。最近増え始めたICカードを使用、プレイヤーの成長要素に加えインターネットランキングにも参加できる。
筐体はプロジェクター、銃はHK・MP5KPDW風で、発射弾数のセレクターがあり、フォアグリップにもトリガーがある。セレクターはセミ・フル・バーストの三点切り替えで、位置ではなくスイッチ式である。
適当にステージを選び、銃を構える。セレクターがやや遠いが、バーストの使い勝手はいい。レーザーポインタも出るので、照準を合わせて叩き込む。
しばらく進んでいくと、ステージセレクト画面が出た。人質救出のシーンを選ぶ。ここでフォアグリップトリガーの出番である。人質に照準を当てるとゲージが出、フォアグリップのトリガーを引くとゲージが減っていくので無くなれば救出完了。間違えてもメインのトリガーを引いてはならないが、当然敵も出てくるので、この場面はセミオートにスイッチ。確実に敵を仕留める。
とはいえ、やはり慣れないので誤射でゲームオーバーとなってしまった。
長物のリロードは、がっつり構えていると動きが大きくなるので注意したい。ハンドガンなら手首の動きだけでできるが、長物はそうはいかない。セレクターの位置も、スイッチ式は押しやすい反面、画面を見ないと発射弾数がわからないのでこれも注意だ。確かステージが変わるごとにリセットされたように思う。ムービー時にセレクトできるとありがたいのだが。
まだまだ数少ない長物ガンシューなので、がっつり構えて特殊部隊気分を味わおう。
http://www.sega-ghostsquad.com/

牛鉄鍋膳

食べよう食べようと思ってなかなか機会がなかったが、本格的に寒くなってきたので今のうちにと食べてみた。
要はすき焼き風で、牛肉の他には豆腐、タマネギ、ネギ、麩、三葉、うどんも入っていた。焼肉丼と違って、これは素直においしかった。確かに肉は多少硬いが気にはならないし、何より牛丼の味を思い出させるものであった。
最後に鉄鍋に残ったつゆをごはんにかけようとしたが、鍋が熱くて持てず、れんげですくってかけるに留まった。しかしよくよく考えてみれば、ごはんの方を鍋に入れれば済むことであり、そのためのレンゲなわけで、我ながら頭の悪さに呆れてしまった。
寒い間はしばらく食べてみたい。卵はとじで頼んだが、生でもらって鍋に割り入れ、食べ進んだ後の鍋にごはんを入れるというのを今度やってみよう。

MTJ #23

「スパイダー」スピッツ
大ブレイクする前の曲。メガホンで歌ってたりするので、こまっしゃくれたバンドだなと思っていた。曲というか、スピッツの持っている雰囲気が素晴らしい。

「大阪ストラット」ウルフルズ
ウルフルズのアイデンティティ的作品。梅地下の「カンテG」でチャイ飲んだことありやす。マジで。女の子と行ったような気がするなあ。

「マーマレードサンデイ」オナペッツ
妙に頭のでかいオカマの二人組を憶えておいでだろうか。頭のでかいというか、そういう帽子を被っているのだが。サウンドは至ってまじめで、ちょっと、いい曲になっている。ビデオは正視に耐え得るかどうか。あのキャラが。

「crazy about you」akiko
彼女がいなければ、Utadaはなかったと最近真剣に思っている。活動停止以降の情報がまったくないので(ググっても単語が絞りきれない)、少しでも情報があればお願いしたい。

「ナウロマンティック」KOJI1200
ゲイシャガールズのついでに吉本が悪ノリした感は否めないが、そこはテイトウワ、きっちりと仕事はこなしてくれる。どこをどう切り取ってもニューウェイブに仕上がっているから恐ろしい。

インターネット

妹が悪徳商法に騙されてパソコンを買わされていなければ、今の私の何十%かは欠如していたことだろう。人生、どっちに転ぶかわからない。
インターネットの世界に触れて5年になる。その前はMSXだったことが自分でも驚きである。実際、5年前までは私の中のコンピュータは仮想16ビットで止まっていたのだ。時間でいうと十年以上のブランクになる。世の中がウインドウズだ98だと騒いでいても、私はどこ吹く風であった。
確かにパソコンの知識は中学校から培ってはいたが、そんなものは1年ですぐ古くなる。現状についていけるかどうか、正直不安であった。しかし、好きこそものの上手なれとはよく言ったものである。僅か半年でウェブサイト構築を果たし、難解なHTMLをテキスト打ちでこなした。以来、こうして仕事をするまでに私の知識は拡大していった。
もはや、インターネットの活用は社会に不可欠である。学生は就職活動に、企業は情報発信や販売促進に、自治体や銀行も手続きや決済が可能な時代である。
このカテゴリーでは、ネット上の有用な情報や面白いサイトなどについて記事を上げていく予定である。
差し当たって、現在の降雨状況などを。
http://www.bosaijoho.go.jp/radar.html

機動戦士Zガンダム

劇場版が今年公開されるが、完全新作でないと意味がない。テレビ版再編集プラス新作部分では、結局バンダイを助長させるだけである。たぶん観に行かないだろう。
ガンダムの続編が決まった時、正直複雑だった。私のガンダムは、劇場版「めぐりあい宇宙」で完結している。続きをどうするのか、期待と不安でオンエアを待った。
前作キャラクターの処遇、モビルスーツの変遷、確かに面白い部分はあったが、結果としては中途半端に終ったような気がする。あれから20年。劇場版を製作したところで、その答えは出ないだろう。
結局、ガンダムをここまで肥大化させたのは、バンダイである。ガンプラブームで利益を上げ、作らなくてもいい続編を作り、ガンダムという名前だけで金儲けをする。その結果、ストーリーは台無しにされ、宇宙世紀の物語は宙に浮く。
諸悪の根源はバンダイにある。完全新作でテレビシリーズを作り直してくれたら許す。