初めて作ったF1マシンであり、レジンキットである。インジェクションキットしか知らない者にとって、レジンキットのパーツの少なさは非常に不安を覚える。
なぜ買ったかと言えば、F1のプラモデルはタミヤの1/20スケールが主流で、確か当時手に入る1/24はこれくらいしかなかったように思う。後にハセガワから出るようになるが、それはまた追々。
さて、F1マシンとしては中途半端である。中嶋が抜けた後で、右京が入る前のティレルである。心なしか地味な感じがするのは気のせいだろうか。
F1第10戦フランスGP
FIAという組織が、F1を統括するには実に不適格な組織であることがはっきりしたと思う。FIAには、事情がどうあろうとグランプリを安全に開催する責任があり、アメリカGPの責任をチームやミシュランに押し付けるだけの非常に無意味な組織なのである。
この行為は、コンコルド協定に関して反発している各チームへの嫌がらせであり、F1は早急にFIA統括下から脱却する必要がある。FIAに我々ファンの手で、NOを突きつけなければならないのだ。
話をフランスGPに戻す。予選で琢磨が表彰台を狙える好位置につけた。消化不良が続くレースの鬱憤を晴らしてもらいたいものだ。
アロンソが好スタート、後続を引き離しにかかる。2番手はトゥルーリ、フェラーリの2台も久々に上位を窺う。
序盤から各マシンが次々とピットイン、今回は3ストップ作戦を採っているチームが多い。順位の変動が目まぐるしい。こういうときは、たなぼた優勝もありうる。
琢磨仕掛けて自滅。もったいないけど攻めてるのでよしとしよう。挽回に期待。と思ったらまたコースオフ。万事休す。
アロンソが優勝、ルノーは母国グランプリを飾った。これでアロンソはドライバーズチャンピオンシップの最右翼となった。エンジン交換のペナルティを克服してライコネンが2位、シュー兄も3位に入った。バトンは4位でホンダ初ポイント。
琢磨は攻めの姿勢が裏目に出たが、次につなげてほしい。
ディープインパクトミッション
1月の打ち上げから半年。周期彗星テンペル1に向けてリリースされたインパクターは、地球時間7月4日5時52分に衝突し、ミッションは成功した。その瞬間、テンペル1は大きく光り輝き、その様子はHST(ハッブル)でも観測された。
私もNASATVでその様子を観ていたが、インパクトの時間から数分経過し、画像が地球へ送られてくると、JPLのコントロールセンターは拍手と歓声に包まれた。
観測はこれから始まるのだが、彗星の組成、ひいては太陽系の成り立ちがこのミッションによって紐解かれるという。さて、この豪快なミッションは、我々にどんな答えを示してくれるのだろうか。

(写真:Bull's eyeとキャプションがついたインパクト直後の画像)
一周年のごあいさつ
日記を以前に書いていたことがある。切っ掛けは失恋だった。blue noteと名付けられたその日記は、独り暮らしの間ずっと私の生活を記録し続けた。
実家に戻ると、日記の習慣は薄れ、なくなった。同時に、文章に接する機会も格段に減った。
これではいかんと思いつつだらだらと数年が経ち、巷にブログなる物が流行りはじめた。これはいい機会だと思い立ち、瞬く間にこのサイトが立ち上がった。
ブログは毎日更新しないと意味がない、私の持てる全ての見識をアーカイブとしてネットに残す、をモットーに、一年書き続けた。
これからも書き続ける自信はあるが、ネタがどこまであるかはわからない。そのため、カテゴリーばっか増えて申し訳ないが、今後ともぜひよろしくごひいきのほどを。
Generic Host Process for win32 services
頻度で言うと10日に一回くらい、PC起動直後にタイトルのアプリがエラーだから閉じるうんぬん、というエラーメッセージが出る。
いろいろ調べたが原因を特定できるようなものが見つからず、別段影響もないのでそのまま放っておいた。
ところが先日、またこのエラーが発生した。またかと思いつつ、マイクロソフトにエラーを報告するダイアローグが出たので、いつもは無視していたのだが送ってみた。
すると、なんと返答が返ってきて、この問題は解決されたから修正プログラムをDLしてくれというウェブページへつながった。
FIX: Generic Host Process for Win32 Services Error
マイクロソフト、ちゃんと仕事してるとこもあるなあとちょっと感心した。
MS-06E・ザク強行偵察型
いわゆるMSVシリーズとして発売されたキットである。かなり古いのでプロポーションは初期のガンプラのままだ。
こういうモデルを作ると、モデラーの腕は歴然である。モノアイ部はくりぬき、レンズはクリアパーツにするくらいしかできない。
しかし、戦場でカメラガンなんか構えたら、それこそ誤射されると思うのだが。
<設定>
・・・軍用の偵察機を取材用として使用している。赤十字のマーキングは、誤射を防ぐだけではなく実際に救護任務を負う。
搭乗者:デイル・シャーウッド(34)
・・・ジオン公国軍教導機動大隊においてモビルスーツ搭乗の教練を受けていたが、一年戦争勃発前に軍を引退、フリージャーナリストとして従軍取材を始める。機体は恩給で買い取られている。
所属:シャーウッド・トリビューン・オフィス
・・・彼自身と携帯端末がオフィスである。彼の記事は、コンピュータネットワークを通じて全世界に発信されるが、ジオン本国では一部検閲を受けている。
アンビリバボー心霊写真特集
こういう特集で歯痒いのは、写真の鑑定を写真家ではなく霊能者に依頼するところである。霊能者に持っていきゃ霊が写ってるって言うのは当たり前だろうが。
テレビでこういうことをやる以上、恐怖を煽って演出するのは当然である。テレビで扱っている限り、真相は永遠に解明されない。誰にも検証できないことを言い放ってギャラをもらっている霊能者にはもっと腹立つ。
というわけで、私はプロのカメラマンでもなんでもないが、それなりの知識はあるので、アンチ心霊写真という立場で解説していきたいと思う。ただし、私でもわからないものはあることを最初に言っておく。恵里佳ちゃんえらいショートにしたな。奈美悦子かと思った。
1:ベランダに浮かぶ顔
こういうパターンはよくある。つまり、顔に見ようと思えば見えるいちゃもん型だ。青白く顔のように見える部分は、周りの背景と同化しており、あれはたまたま顔のように見えるだけである。人間は、顔や人間のシルエットなど、自分の理解できるものを探して物を見る傾向がある。ふくろうかわいいね。
2:からみつく手
手もよくある心霊写真のモチーフである。この写真はどうもインパクトに欠けるし、よくわからない。大きいからといって大人の手と断言するところでもう間違いをおかしている。私には別におかしな写真とは思えないのだが。指が8本あるとか、全部左手とか、それくらいのものを出して欲しい。
3:覗き込むもの
うーん、これはちょっと怖いね。ちょっと見難いが光線の具合からすると、実像ではっきりとそこに存在する物体が写っている。これはもうその場所に誰かがいたとしか言い様がない。帽子を被っているところも大きなポイントである。これが幽霊なら、律儀な幽霊である。誰もいるはずがないと撮影者は言うが、シャッターを押した一瞬のことなど人はそう鮮明に覚えていない。障子の陰になっているところや、顔のある高さからしても、そこに顔があって不自然な位置ではない。心霊写真ではないと言い切れないが、心霊写真とも言い切れない。五分五分。さすがトリ。
4:メキシコのUFOビデオ
私は真っ先に鳥だと思ったが、番組中に一切鳥という言葉は聞かれなかった。専門家や出演者も含めてだ。これは鳥を避けているとしか思えない。たぶん鳥。
2年ぶりの企画でこの程度だったとは、恐らくロクな写真がこなかったのだろう。というより、デジカメの普及で今後も心霊写真は激減すると思う。ちょっと寂しい話ではあるが。
物足りない方はこちら。本物もあったりする。