本田博太郎

「北京原人」という映画があった。映画はさておき、その中で北京原人役を演じたのが本田博太郎である。それから、彼の中で何かが弾けた、ような気がする。
それまで私は、本田博太郎という役者には、クールで二枚目なイメージを持っていた。だが、いつのまにか彼は、奇異なキャラクターになってしまった。
時代劇に出れば一癖どころか十も百もあるような刺客や代官を、現代劇に出ればねっとりとした口調で犯人や刑事を。まさに怪演である。
というより、最近彼の真っ当なキャラクターを見た事がないのだ。宣材写真は実にオトコ前で渋いのに、なぜこんなになってしまったのだろう。何が彼をそうさせたのだろう。
しかし、そんな本田博太郎が面白くてしょうがない。
現在、ライフカードのCMがオンエア中である。あのねっとりとした口調で、オダギリジョーをいたぶる犬山課長を怪演している。CMのつづきはこちらで。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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