ウェブサイトの制作を手伝っている友人から電話があった。
「サイトのリンクがおかしい」
早速見てみると、サイトにあるカテゴリーやアーカイブのリンクが正常に動作せず、別のURLにリダイレクトしていた。
私はそこで既に何が起こったかほぼ確信していたが、まさかという思いのほうが強かった。
しかし何度か調べているうちに、それは現実のものとなった。
サイトがハッキングされたのだ。
そのウェブサイトは、とあるレンタルサーバー会社から提供されているもので、ワードプレスで運営している。
その友人はMACユーザーなので、ウイルスに感染して情報が漏れたとは考えにくい。
私も管理権を持っていてWINユーザーだが、私が感染しているなら私のサイトのほうが危ないはずだ。
加えて、二人ともここ一ヶ月以上、記事以外のサイトの更新はしていない。
今日は祝日なので、サーバー会社は休みだ。もちろん大至急で問い合わせ中だが、詳細は明日になってみないとわからない。
どんなOSを使っていようと、ウイルスに対する危険性は等しく同じである。
殊にMACユーザーは、その危険が身近にないだけに、ウイルスやセキュリティに対する関心が薄れがちだ。
コンピュータウイルスも、実際のウイルスも、常に身の回りに漂っているものだと、改めて心に留めておくべきである。