消費税論議

もはや避けて通れない問題であることは誰もが承知している。
しかし、そのやり方に納得できないのだ。
与党である民主党は、先の選挙で掲げたマニフェストを軒並み破綻させておきながら、マニフェストに書かれていない消費税アップを、今決死の覚悟で成し遂げようとしている。
これは、政治云々ではなく、人としておかしな行動だ。
私は、政治家は嘘をつくのが仕事であって、そんな連中が掲げた約束など毛頭信用していないし、その約束を破ったところで別に意に介することもない。
しかし、これほど約束を守らない集団に、政権をこれ以上任せることはもうできない。
それなら、きっちり筋を通していだたきたい。
予算のムダ削減、議員定数削減、公務員給与削減、己の身を削り、骨と皮だけになって、もうこれ以上無理ですから消費税を上げさせてください、というところまでいかないと、国民は納得しない。
先の大阪ダブル選挙で、既成政党への妄信はもはや解かれた。
票が欲しい議員共は、覚悟を見せろ。保身を捨て、国と共にその身が滅びてもいいような覚悟を見せろ。
ぬるま湯に浸かっている連中から、冷水を浴びせられるような政治はもうたくさんだ。
まずお前らが冷水に飛び込め。話はそれからだ。