松本人志のコント MHK

あんまり期待はしていなかった。ごっつの終盤で、コントのプロットがだらだらし始め、締まりがなくなってテンポが落ちた。そしてそのままごっつは終わった。
たぶんそのまま変わってないんだろうなと思っていたら、その通りだった。
時間の短いコントを打ってくると思ったが、30分経って2本。セットに予算をかけるなら、もっと繰ってほしかった。
映画を撮ってからそれは顕著になったが、どうもコントの映像化ということに固執しすぎているような気がする。
「大日本人」は完全に劇場用ショートコントだったし、ごっつの終盤や、この番組もそうだ。
私は、コントは舞台ベースが基本で、それを脱すると演者と観客、テレビと視聴者の立ち位置が狂って、笑いに影響するんじゃないかと思うのだ。
小道具に凝るなどは愚の骨頂で、笑い以外の余計な要素は極力省くべきだ。
もしかすると、そんな旧態依然としたコントの枠からはみだそうとしているのかもしれないが、それには違う目線、異なる着地点へ行く必要があるのではないだろうか。
「何か面白いことをやってる」というのを客観的に見せるのがコントであり、まっちゃんのやり方は、見てるこっちを視覚的に引きずり込もうとする。それでは、こっちは笑えないのだ。
ごっつはごっつ。今のまっちゃんに昔のごっつを求めてもしょうがない。昔のビデオでもHDDに上げるか。

お口直しに

剣の道
アップロード者 Kobukuro. – プロ、大学やクラッシック戦などのスポーツ動画をもっと見る。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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