ひっそりと最終回だ。
しかし最終回が一番面白かったような気がする。
素人がコントに出るのを嫌っていた私だが、一本目はそれがハマっていた。
アニキのバビューンメットも意表をつく展開で面白かった。
そしてゾルゲ&ガッパーナの続編だ。
一番コントらしい作品が揃ったような気がする。
だが正直なところ、笑いのパワーダウンは否めない。
インタビューで本人も言っていたようだが、コストパフォーマンスの低さは如何ともしがたい。
この5本の予算でごっつのコントをやったら、2、3年分はできるんじゃないだろうか。
それでいて笑いはトントンだからやってられないのもわかる。
続編の期待もありそうだが、正直、絶対に見たいと思うものではない。
いっそのこと、ごっつのコントをそのままやってみたらどうだろう。それは見たい。
まあ、そんな視聴者に迎合することなく、松本人志にはお笑いを追及し続けてほしいものだ。
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MHK #3
都合でビデオが録れなかったが再放送するからいいか。
3回目にして共演者にようやくエース投入だ。
1本目は今ちゃんとフット岩尾。仮面ライダーをモチーフに、怪人の誕生日を祝うという、緊張と緩和の基本的なコントだ。
今までで一番ごっつに近いテイストだった。ちょっと懐かしい雰囲気さえあった。個人的にはこういうのが好きなのだ。
メイを挟んで、次はジュニア登場。コントで絡んでいるのは私は見たことがない。
博士と助手という設定だ。助手の名前がムラマツくんというのはごっつにもあった。
博士の研究を(それこそ)肴に、酒を飲みながら(本物だろう)コントを続けていく。
恐らくほとんどアドリブではないかと思う。
ちょっとだらだらした感じがあって、視聴にも集中できなかった。
3回目でようやくエンジンがかかってきた感じだ。あと2回、どうなるだろうか。
松本人志のコント MHK
あんまり期待はしていなかった。ごっつの終盤で、コントのプロットがだらだらし始め、締まりがなくなってテンポが落ちた。そしてそのままごっつは終わった。
たぶんそのまま変わってないんだろうなと思っていたら、その通りだった。
時間の短いコントを打ってくると思ったが、30分経って2本。セットに予算をかけるなら、もっと繰ってほしかった。
映画を撮ってからそれは顕著になったが、どうもコントの映像化ということに固執しすぎているような気がする。
「大日本人」は完全に劇場用ショートコントだったし、ごっつの終盤や、この番組もそうだ。
私は、コントは舞台ベースが基本で、それを脱すると演者と観客、テレビと視聴者の立ち位置が狂って、笑いに影響するんじゃないかと思うのだ。
小道具に凝るなどは愚の骨頂で、笑い以外の余計な要素は極力省くべきだ。
もしかすると、そんな旧態依然としたコントの枠からはみだそうとしているのかもしれないが、それには違う目線、異なる着地点へ行く必要があるのではないだろうか。
「何か面白いことをやってる」というのを客観的に見せるのがコントであり、まっちゃんのやり方は、見てるこっちを視覚的に引きずり込もうとする。それでは、こっちは笑えないのだ。
ごっつはごっつ。今のまっちゃんに昔のごっつを求めてもしょうがない。昔のビデオでもHDDに上げるか。
お口直しに
剣の道
アップロード者 Kobukuro. – プロ、大学やクラッシック戦などのスポーツ動画をもっと見る。