松本人志のコント MHK

あんまり期待はしていなかった。ごっつの終盤で、コントのプロットがだらだらし始め、締まりがなくなってテンポが落ちた。そしてそのままごっつは終わった。
たぶんそのまま変わってないんだろうなと思っていたら、その通りだった。
時間の短いコントを打ってくると思ったが、30分経って2本。セットに予算をかけるなら、もっと繰ってほしかった。
映画を撮ってからそれは顕著になったが、どうもコントの映像化ということに固執しすぎているような気がする。
「大日本人」は完全に劇場用ショートコントだったし、ごっつの終盤や、この番組もそうだ。
私は、コントは舞台ベースが基本で、それを脱すると演者と観客、テレビと視聴者の立ち位置が狂って、笑いに影響するんじゃないかと思うのだ。
小道具に凝るなどは愚の骨頂で、笑い以外の余計な要素は極力省くべきだ。
もしかすると、そんな旧態依然としたコントの枠からはみだそうとしているのかもしれないが、それには違う目線、異なる着地点へ行く必要があるのではないだろうか。
「何か面白いことをやってる」というのを客観的に見せるのがコントであり、まっちゃんのやり方は、見てるこっちを視覚的に引きずり込もうとする。それでは、こっちは笑えないのだ。
ごっつはごっつ。今のまっちゃんに昔のごっつを求めてもしょうがない。昔のビデオでもHDDに上げるか。

お口直しに

剣の道
アップロード者 Kobukuro. – プロ、大学やクラッシック戦などのスポーツ動画をもっと見る。

チリ鉱山事故全員救出

何が一番びっくりしたって、あれからもう二ヶ月経っていたことだ。
事故が起こったのは8月頭。生存者がいることがわかって、彼らを救出するまでに二ヶ月以上かかると聞いた私は、絶対に無理だと思った。それからもう二ヶ月経ったのかよ。
しかし見事な救出作戦だった。狭い閉鎖空間に30人以上の人間が二ヶ月も暮らして、死者はおろか重篤なケガ人や病人を誰一人として出さなかったのは奇跡だろうか。
いや、彼らの生きる力が成せる業かもしれない。
この事故で思ったのは、政治家の無能さだ。あのしゃしゃり出てくる大統領に、チリ国民のみならず、遠い日本の視聴者でさえ閉口していたのだから。
こないだ甥姪の運動会で、開会式のときに地元の議員のメッセージが紹介されていた。
どうにかして政治家というものは、己の存在をアピールしたいものなのだと、情けなく思った。
この事故に奇跡があるとするなら、あんな大統領なのによく国がもっているなということだろうか。

パチンコ屋で爆弾騒ぎ

河原町蛸薬師のパチンコ屋で、店員が店長に宛てた不審物を発見し、警察に通報。
河原町通は数時間に渡ってシャットアウトされ、もちろん爆処理も出動、大騒ぎとなった。
私はそのころ、伏見街道を南へ歩いていたのだが、家を出る前から上空のヘリがうるさかった。
そういえば、以前に京大病院で爆弾騒ぎがあったときも、ヘリが4機くらい上空を旋回して撃ち落したくなるくらいうるさかったなあ。
今度からヘリがうるさかったら爆弾騒ぎを疑おう。
※画像ないのよ、ごめんね

京阪中之島線

京阪電鉄のお荷物線、中之島線。USJまで延長の噂があるようだが、噂ではなく、延長しないとこの路線の意味がない。
最近、仕事の帰りによく利用するようになった。というのも京阪の実に不便なダイヤのおかげだ。
仕事の終わり時間は大体決まっているので、駅に着く時間も大体同じくらいになる。
淀屋橋発の特急は、10分間隔で運行されている。ところが、10分と40分は枚方止まりなのだ。
というのも、中之島線から出町柳へ行く快速急行があるためだ。枚方でこいつと接続するので、淀屋橋ではそんなダイヤになっている。
で、私が淀屋橋に着くのが、その枚方特急の時が非常に多いのだ。こっちは疲れてゆっくり寝たいのに、わざわざ枚方で乗り換えるようなことをするわけがない。
となると、最大で特急を20分待つことになるのだ。
この京都行き乗客を愚弄しきったダイヤ編成には全く呆れ返る。
そこで中之島線だ。
御堂筋を南下していくと、淀屋橋のすぐ手前に大江橋駅がある。
30分や0分の特急に乗れそうなときはそのまま淀屋橋まで行くが、間に合いそうにない場合、大江橋駅から03分と33分に快速急行が出ているのでそれに乗るのだ。
間違いなく空いているのと、足を組んで座れるあの単席シートは魅力的だ。
こうして私がせっかく中之島線に存在意義を見出すと、どうせまた京阪はなんかやらかしてくるに違いない。