どうなる民主党

9月に代表選を控えている民主党。ここに来て、小沢グループが気炎を上げている。不気味な感じだ。
鳩山グループを抱き込んだ今、もし代表選に小沢氏が立候補するとなれば、恐らく代表選出は確実になるだろう。
もし小沢首相が誕生するようなことがあれば、世論の反発は必至、野党の追及も激化必至だ。
何より、これだけころころと国家元首が替わる国に対して、諸外国からも非難が上がるだろう。
しかし、これほどまでに世論に嫌われた小沢氏が起つ意味があるのだろうか。
思えば、参院選前に大人しく身を引いた理由も、ここにあったのかも知れない。
自ら身を引くことで、参院選に民意を惹きつけて勝利し、その後の代表選で再び実権を奪い返そうというシナリオだ。
だが、参院選は勝利どころか敗北してしまった。おまけに、徹底した小沢外しで、自身の影響力は薄れてしまう結果となった。
となると、代表選云々より、まずは自身の影響力確保が急務となってくる。
代表選に出馬することにより、その影響力を誇示し、ひいては、現政権の小沢外しを撤回させるのが最大の目的ではないだろうか。
問題は世論だ。これだけ世論に嫌われている政治家も、近年珍しい。
仮に代表選に出馬して、小沢首相が誕生するようなことがあれば、相当な反発が予想される。解散総選挙の声も上がるだろう。
となれば、民主党分裂の可能性も出てくる。
世論を味方につけて、小沢グループから袂を分かった菅グループが、どこかと連携して第三極勢力となれば、それは大いなる脅威になるだろう。
壊し屋小沢なら充分予想し得るシナリオだ。
しかし、党分裂は誰しも本意ではないはず。せっかく手中にした政権をみすみす手放すわけにはいかない。
となると、理想的なシナリオは、影響力を誇示した小沢氏が、代表こそ菅氏に譲るものの、小沢外しを撤回させて、再び政権運営に携わる、というのが落としどころではないだろうか。
この先どういう展開になろうと、相変わらず国民は置いてきぼりといった感があるのが、正直なところだ。
蓮舫首相をうっすら期待してるんだが。。。

HMV渋谷店閉店

最後にCDを買ったのはいつだろうか。
ポータブルロックのQT+1か、エファメラか、どっちにしても中古CD屋さんで買ったものだ。
最後にCDショップに立ち寄ったのはいつだろうか。
うーん、全く思い出せない。
だが、身の回りから音楽が消えたわけではない。
昔カセットテープに録音していた曲が、YouTubeにアップされていて、嬉々として落としたこと数知れず。
今でも週に一度は音楽を聴いているし、ダウンロード購入もする。
ショップが一つ消えたからといって、音楽まで消えることはない。
それは悲しいことかもしれないが、音楽は確かに身近にあるし、手を伸ばせば届く。
一つの時代が終わり、次の時代が始まる。きっとそういう瞬間に、僕達はいるのだと信じたい。

えー、カヒミ最近やん。試聴機あるかな

残暑お見舞い申し上げます

立秋も盆も過ぎたが、全国的に暑い日が続いている。
7月の暑さと比べて、今の暑さは湿気が加わって身体に堪える。
さすがの私も、日課にしている10キロ行軍をやめたほどだ。
ミネラルが出ていったせいか、この夏はよく足が攣る。一度寝ていて筋肉が切れたかと思うくらい攣った。
あちこちで口を酸っぱくして言っているが、水分補給は外出しなくてもこまめに行おう。
安静時でも一日最低1リットル、トイレが近くなるからいやだとか、汗をかくからいやだではなく、生死に関わるので水分はこまめに。
喉が渇いてから飲むのではなく、時間を区切って、例えば30分置きに一口ずつくらい飲むようにしよう。
めんどくさいとか、じゃまくさいではなく、生死に関わるのだ。
止まない雨はない。夏もいつかは終わる。この夏を乗り切って、秋においしいものをいっぱい食べようではないか。

というわけで梨

7upクリアドライ

さすがに今日は携行していった冷凍茶も早々に底をついたので、帰りにコンビニに寄った。
こんな日は炭酸系をぐっといきたい。下戸だが酒飲みの気持ちはちょっとわかる夏の日だ。
CMで見かけた7upを買ってみることにした。懐かしい響きだ、7up。
歩きながらちょっと飲んだが、強烈な炭酸が喉にしみわたった。これは帰ってゆっくり飲もう。
こういうメイドインアメリカ的な飲み物は、ちょっと大人びた雰囲気がする。

JARTICのしょこたん

お盆に家族と車で出かけているときに、ラジオからちょっと気になる声が流れてきた。
交通情報のおねえさんに、やたら声のトーンが高い人がいるのだ。
呼びかけるアシスタントも大概高いが、それを3オクターブほど上回る高い声で入ってくるのだ。
KBS京都が聴ける方は、やまかみしょうこさんとアシスタントが振ったら、スピーカーに耳を傾けていただきたい。
shokotan

アニメーター金田伊功

80年代、ガンダムを初めとしてそれこそいろんなアニメーション作品を観てきた。
漠然と観ていた中にも、あれ?なんか違うぞ、という印象に残る瞬間が何度かあった。今から思えば、それが金田伊功との出会いであったのかもしれない。
その印象を決定的なものにしたのが、銀河旋風ブライガーのオープニングだ。
本編の作画には線一本たりとも参加していないにもかかわらず、金田氏はブライガーの代表的な作画担当みたいに受け取られているほどだ。
しかし、名選手が名監督になれるとは限らない。
「バース」の失敗は、金田氏の制作姿勢の方向性を少なからず決定付けてしまった。私も作品を観たが、観たかどうか憶えていないほど酷い出来であった。
その後、電撃的なナウシカへの参加、以降のジブリ作品にも継続的に参加することになるのだが、それはまるで水を得た魚のように、金田節全開のカットを我々に見せてくれた。
彼の描くキャラクターは、まるで命を得たかのようにフレームの中を縦横無尽に動き回る。
金田氏は、恐らく日本最高峰のアニメーターであり、アニメーターという言葉こそ、彼の偉業を語るにふさわしい。
改めて、氏の冥福をお祈りするとともに、氏を失った日本アニメ界の大きな損失を憂うものである。

では、ごゆっくり。