アメリカの独立記念日に行われているホットドッグ早食い大会、今年は七年ぶりにアメリカ人が優勝して雪辱を果たした。
このニュースを扱った番組では、往々にしてそのコメントが、飽食の象徴だとか、あまりいい印象がない。
確かに、出場者はホットドッグを食べるというより流し込んでいる感じで、見苦しい感じは否めない。
ギャル曽根というフードファイターがいる。その名の通り、ギャル風のけっこうかわいい女の子だが、その大食いぶりは他者の比ではない。
華奢な身体で寿司やステーキをぺろりと平らげ、しかも実においしそうに食べるのだ。
更に私が感心したのは、彼女が食事をするとき、必ず手を合わせているのだ。食べる前と食べ終わった後、ちゃんと手を合わせている。
食に対して感謝の気持ちを持って接するという、普通でも忘れられがちな態度を彼女は実践している。これは素晴らしいことだ。
フードファイターと呼ばれながらも、食と戦うのではなく、感謝の気持ちで食を楽しんでいるのは彼女だけだろう。身体に気をつけて、がんばってほしい。