罪と罰

昨今の死刑制度、少年法などの問題は、犯罪の抑止という観点を無視しているように思える。
犯罪者の人権は過剰に保護され、殺人を犯しても社会復帰が約束される世の中になっている。
人は、罪を犯した時点で、もう人であることを放棄しているのだ。そんな人間を、保護する必要がどこにあるのだろうか。
罪を犯すということの重大さを、今の法治システムは全く軽視している。犯罪に対する対処療法でしかないのだ。
つい最近、飲酒運転による重大事故が相次いだが、重大な事故を犯した運転手は免許を剥奪すべきである。簡単なことだ。何年も刑務所に入ったところで、車と酒が揃えば、そいつはまた同じことをしでかすに違いない。
そう、簡単なことなのだ。目には目を、歯には歯を。命には命を。
命乞いをする殺人者よ、君のしたことをもう一度振り返るがいい。

サンウェーブ:パタパタくん

カンガルーの着ぐるみを着た男の子、どこかいたずらっぽくほくそ笑んでいる。
それもそのはず、男の子はポケットにいろんなものを隠していた。お玉、フライ返し、調味料の入れ物、お母さんはお見通しだ。
お母さんは、男の子からそれらを受け取ると、キッチンのパタパタくんへしまう。
最後に、男の子はバナナを出す。それは持ってていいよと、お母さん。嬉しそうにポケットにしまう男の子。
いや、なんとも微笑ましいCMだ。男の子の表情がいい。台詞は一切なく、ピアノに合わせてずっと歌が流れている。
単純な切り返しも、ただシンプルなだけでなく、立場の対比をしっかり見せる意味で重要だ。
あまり目立ってはいないが、このパタパタくんシリーズはちょっとクセのある作品を作り続けている。
こういうアーティスティックなCMを流す企業を、ちょっと贔屓目に見てしまうのは正直なところだ。
http://www.sunwave.co.jp/gallery/cm.html

突撃うちの晩ごはん:カツ丼


私自身カツ丼はよく食べているが、家で食べることは、たぶんこれが初めてではないだろうか。いや、夕食で食べるのは初めてだと思う。
前の日、おかんの帰りが遅くなって、その日の夕食は惣菜もののトンカツであった。
しかし、最近うまいまずいの基準が硬い軟らかいになったうちのおとんが、トンカツが硬くて口に合わずに残してしまい、もったいないのでカツ丼にして明日食うわ、となったのだ。
恐らく、カツ丼が今後夕食に上ることはないだろう。そういう意味で、非常に貴重な晩ごはんである。
満腹度★★★★☆

こんなところで運を使ってる場合ではない

ロッテのキシリトールガムで、手塚マンガのキャラをかわいくデフォルメしたストラップが当たるキャンペーンをやっている。
この間一つ当たったが、また一つ当たった。総計10万名だが、けっこう当たるもんだ。もこみTはなかなか当たらんが。
今月金がないといいながら、ついついカードショップに寄ってしまう。
金がないので安いパックを摘んでいるのだが、たまには違うものをと摘んだら、どこぞの選手のルーキーオートを引いてしまった。そんなオートよりチャベスのレギュラーカードのほうが何倍も嬉しいのだが。
帰宅すると、ベッドの上に小包が。差出人はライオン菓子となっている。お、あの脱力系キャラのストラップが当たったか。ん待てよ、それにしては箱が大きいぞ。荷票をよく見てみると、iPod Shuffle!!
おいおい、マジかよ。ストラップ欲しかったのになあ。
外で音楽を聴く習慣がないのだが、最近仕事場で時間を持て余しているので、ちょうどいいかもしれない。iTunesのお気に入りリストが全部入ってまだ半分余っている。
しかしぶっちゃけ、こんなところで運を小出しに使っている場合じゃないんだが。まあたまにはええか。

長久手の立て篭もり

日本の警察力というものを、私は信頼しているし、誇りにも思っている。だが、今回の事件は、それを一変させかねない、日本の警察の大失態である。
撃たれた警官を5時間も放置、救出オペレーションのあのもたつき、結果、一名の殉職者を出してしまった。あの動き、とてもSATとは思えない。
撃たれて亡くなった隊員は、車の陰で射撃姿勢をとっていた。恐らく、犯人に対してバリケードポジションにいたと思われるが、なぜ射撃姿勢をとっていたのか。発砲許可がない以上、射撃姿勢は全く無意味である。警告や威圧にもならない。彼が撃てないということは、犯人は百も承知だからだ。
警官の救出に直接関わらない隊員は、防御姿勢をとるべきではなかったのか。作戦事態も稚拙である。素人目に見てもだ。
こういう救出作戦の場合、目をつぶってでも動けるように完璧にシミュレーションを行うはずだが、恐らくやっていないだろう。
拳銃一丁で何百人の警察官が振り回され、人質は自ら脱出し、犯人は自ら投降してきた。警察がやったことと言えば、お粗末な救出作戦と、だらだらとした説得である。
銃刀法の規制強化、警察官の装備充実も結構だが、もっと他に改善すべきことはヤマほどある、ということに気づかせることからしなければいけないとは、なんとも情けない話だ。

怪奇大作戦セカンドファイル#3「人食い樹」

怪奇大作戦の代表的なプロットは、メカニカルなもの、心霊的なものともう一つ、生物的なものがある。第3話はその生物的なプロットだ。
しかし今回はあまりにも脚本が稚拙すぎる。テーマ優先で仕掛けが破綻してしまっている。
細かいところは確かにお粗末だが、中田秀夫のそれらしい演出はバイオホラーの雰囲気を盛り上げる。
不可解な現象から社会への問題提起は、前シリーズでも踏襲されている。だが、それ以上の怪奇が、我々の身近に存在している。
それは、昨今のニュースが示していることだ。
ああ、なんて恐ろしい。

けろちゃんず復活

樹上性のアマガエルを飼育する場合、樹に代わるものが要る。ケージ内の水分調整も考えて、観葉植物が最適である。
よく用いられるのが安価なポトスだ。大きな葉はカエルが乗るのに適しているし、陰にもなる。
以前、職場の近くにあったダイエーで、一鉢100円で売っていたのだが、もう閉店してしまった。それでもまあ、園芸ショップへ行けば500円以内で手に入る。
なるべく葉の多いものを購入してケージに置く。ポトスは消耗品と考えるのがいい。葉の上でうんこをして、そこから葉が腐ることもあるのだ。もちろん、掃除のときにはこまめに取り除く。
そんなわけで、餌捕りも兼ねて出かける。
朝まで雨が降っていたので、草むらが濡れていないか心配だったが、別段問題なく餌捕りができた。
ポトスも手ごろなものが見つかったので購入。そのままでもいいが、見映えも一応考えて植木鉢に植え替える。
さあ、これでけろちゃんず復活だ。