事実上、NASAのシャトル計画はこれで終焉となる。飛行機型の宇宙船で地球と宇宙を往復することは、世紀が替わるくらいのスパンでないと再登場はないだろう。
NASAはスペースシャトルの後継となる有人宇宙船の名前を「オリオン」と発表した。
写真を見てもらえればわかるように、あのアポロ計画で使用した宇宙船と同じ外観である。ロケットで打ち上げ、宇宙で切り離し、ミッションをこなして、戻ってくる。
やはり最大の問題は大気圏再突入なのだろう。この問題をクリアするには、原点に戻るしかなかったのだと思われる。
スペースシャトルの最大の利点は、機体の再利用によるコストダウンだったはずだ。
しかし、耐用年数が近づくにつれて次々と問題が発生し、二度の爆発死亡事故を起こしてしまった。安全性を確保するには、コストダウンを捨ててまで原点に戻らなければならなかったようだ。
2014年までに有人飛行が予定されている。これで停滞しているISSの建設が進んで、更なる宇宙開発に拍車が掛かることを祈るばかりだ。
月: 2006年8月
雨の境界
昨日は近畿のかなり広範囲で激しい雷雨があった。中でも豊中市では時間雨量が110ミリという驚異的な数字を記録、バケツどころか貯水槽をひっくり返したような雨が降った。
夏場の集中豪雨はほんとに集中的で、発達した積乱雲の下でのみ雨が降るので、狭い範囲に限られる。
ということは、雨の降ってないところと降っているところがあるわけだが、私はその境界線を見たことがある。
中学のとき、下校しようと校門を出たところで雨が降ってきた。傘を差してしばらく歩いていると、急に雨が止んだ。地面を見ると、そこは全く濡れておらず、道路は乾いたままだった。
ふと振り返ると、道路の少し向こうでは雨が降っていて、地面は黒く濡れていた。なんとも奇妙な感じであった。
まだまだ暑い日が続き、川で遊ぶ子供たちも多いだろうが、例え雨が降っていなくても、上流地域に降った雨が流れて川が急に増水することがある。
空や雲の様子には充分注意を払うことが必要だ。
夏の高校野球
関西人は地元が敗退すると決勝とはいえソッポを向くのだが、今年は違った。二日間に渡るまさに死闘、死力を尽くした決勝戦だった。
真紅の優勝旗は早実の手に渡ったが、駒大苫小牧も優勝に値する活躍だった。
しかしあの斎藤くんはクールだ。連日35℃、恐らくグラウンド上では40℃を遥かに越えるような暑さにもかかわらず、長袖のアンダーシャツで4連投である。
普通なら汗だらだらなのだが、彼はハンドタオルでそっと拭うだけだ。クールだ。
金に任せて巨人がかっさらっていくだろうが、プロでもあの姿を見てみたい。
あの人差し指ポーズは、夏の甲子園で今後も継承されていくのかもしれない。駒大苫小牧にしては、俺たちの専売特許だからやってくれるなと言うだろうが、君たちが最初だということで、いいじゃないか。
ファミスタオンライン
TVCMなどでご存知の方もいるかもしれないが、あのファミスタがオンラインゲームとして復活する。
運営はハンゲームが行い、プレイには登録が必要だがアイテム課金なので無料でプレイすることもできる。
現在はプレオープンサービス中で、10月あたりから正式な稼動となるだろう。どうせなら野球シーズンに合わせりゃいいのに。
もちろん私も登録してプレイしてみたが、紛れもないファミスタそのものである。
プレイの流れは、各メジャーポータルサイトのゲームと同じで、自分の希望するロビーを選んで入室、対戦相手を探す。
チャット機能もあるが別に話す必要はない。向こうが挨拶してきたら返すくらいはしよう。
オンラインの特徴として、実際の選手のデータがそのまま使われており、もちろん適宜追加変更される(はず)。
意外に動作環境を要求するので、満たしてない方はこの機会にPCの買い替えをお勧めする。
昔を懐かしむのもいいが、無料ゲームはおこちゃまが多いのでそのあたりは大人の厳しさをしっかりと。
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ヴァージニティー / レベッカ
Sonic Stage 購入曲。
ようやくアーリーレベッカがラインナップに加わったようだ。
デビュー直後に出した3枚のミニアルバムをファンの間ではアーリーレベッカと呼び、楽曲的にも秀でた作品が多いので、未だに根強い人気を保っている。
それはやはり、サーモン木暮のカチッとしたギターサウンドであり、NOKKOの初々しいヴォーカルである。
中でもこの「ヴァージニティー」は、レベッカのダークサイドを代表する名曲である。
こんなエンディングが流れる映画をつくってみたいと、ずっと思っている。ま、そのうち。