ライブドアに特捜の手が入ったときから、最終目標は彼だろうということは誰の目にも明らかであった。その罪はいずれ司法の場で裁かれるだろう。
私は他人を信用しないので、彼について特別な感情はないし、味方でもなければ敵でもない。ただ、フジテレビの一件があったときに、ちょっとずるいなという印象はあった。
うちの父は大工である。夏の暑い日も、冬の寒い日も、汗水流して仕事をしている(はず)。そのせいかもしれないが、汗一つ流さずに机上だけで金儲けする連中は、ずるいと思う。
それに、彼には思慮の深さというものが垣間見えなかった。どこか浅はかな印象を受けたのだ。世界一の金持ち、野望、言葉は確かにわかりやすいが、即物的で観念に欠けているところが気になっていた。
偉い人というのは、どこかしらその人の考えていることが表ににじみ出ているものだ。彼には、それがなかった。少なくとも私にはそれは見えなかった。
彼に近い人間なら、それも見えたかもしれない。しかし、真のカリスマと呼ばれる人間は、どこにいてもその影響が及ぶものなのだ。
たぶん、いろんな意味で、いろんなところで、社会を構成しているパラダイムが変化している時なのだろう。そういう点では、やはり彼の存在はある程度評価できると思う。ただ、彼が偉人と呼ばれる日は来ないだろうが。
月: 2006年1月
プラモデル:ニッサン・マイクラ
日本車はフジミの独壇場と言っても過言ではないだろう。まあ、個人的にはあまり興味はないが。
そんな私の興味を知ってか知らずか、このマーチのキットには、欧州販売仕様であるマイクラのデカールがついていた。ハンドルも右左選べるようにパーツがついている。
ウェブサイトを覗いてみたが、相変わらずのマイナーラインナップ。それはそれで素晴らしいことだ。
0079GCBプレイ日記:戦略会議
オークションで落札したおまけに5連装スリーブが一つついてきた。これでようやく3つになった。3機編成も考えたが、コストがまだまだ厳しいので2機フル装備+艦長でしばらくやってみた。
だめだ。やはり相手に3機出てこられると太刀打ちできない。どうしてもかき回されてこちらの目標を見失ってしまう。
こちらもなんとか3機編成する必要がある。しかし、3機を同時に操るとなると、かなり忙しいし余計に戸惑ってしまうかもしれない。
オートパイロットを入れてみようか。艦長をなくし、カスタムも抜いてMS3機編成にする。
オート機を劣りにし、近づいてきた敵を狙う。完勝の割合は減るが、今は何より勝利が必要だ。しばらくこれで頑張ってみよう。
それにしても、5連装スリーブはまだか。
散髪してきた
だからなんやと言われればそれまでだが。
ぶっちゃけ、昔からあまり髪型にはこだわりがない。外出するときはいつも帽子を被っているし(ちゃんとあるぞw)、寝グセさえなけりゃええわ、ってな感じでいつもいる。
だから近所の散髪屋で済ます。生まれてからずっとそこだ。おっちゃんはもうおじいちゃんくらいになってしまった。そりゃそうだ、私ももうとっくにおっさんの域に入ってしまっている。
この散髪屋、おっちゃんが年取ったせいもあるだろうが、馴染みの客以外は入れないようになっている。あのくるくる看板は壊れているし、休んでいるときもけっこうある。とても一見が入れるような店ではない。
散髪屋だけは浮気できない。元が不精なので、あれこれ髪型をどうこう言うのもめんどくさいし、おっちゃんなら長さを言うだけでやってくれる。
まあ、おっちゃんが私より長生きすることはないと思うので、いつかは違う散髪屋で髪を切る日が来る。そんな日のことは考えたくないので、おっちゃんには長生きしてもらおう。
0079GCBプレイ日記:逆転の孤島
模擬戦の水中フィールドは、孤島になっている。陸上部隊が全く使えないわけではないが、ジオン使いには大きなお世話だ。100%水泳部でやらせてもらう。
初戦を勝利で飾り、意気上がる我が水泳部。次の相手は3機、ミケルのガンタンク2、カイのアクアジム、そしてアムロの陸ジムだ。いくら水中では有利なジオンとはいえ、この戦力差で勝てるのだろうか。
ロックオンマーカーがうるさいガンタンク2を仕留めようとズゴックを先行させたが、あっと言う間に囲まれて秒殺。おいおい、ブーン艦長頼むよ。
またも窮地に陥った水泳部。タンクの射程から離れて、一機ずつ仕留めていくしかない。ゴッグは機動性は悪いが、かなり打たれ強い。攻撃力もあるので、もしかするとズゴックより使いやすいかもしれない。
カイとアムロが離れている。今のうちにカイを攻撃、メガ砲が炸裂し、なんと一撃で撃破。キシリア姉さんのクリティカル様様だ。
続いてアムロを狙う。いくらアムロでも、水中ではこちらのほうが分がある。プローバーとゴッグで、とにかく先にロックオンする。集中攻撃でアムロ機撃破。残りはテンションの下がったタンクのみ。
ゴッグ上陸、プローバーの援護を受け、ミサイルで牽制しつつ逆転のネイルクロー。水泳部二連勝である。
ジオン使いの諸君、連邦は確かにビーム攻撃が強力だが、その分弾数に限りがある。最後まで諦めずに、粘り強く戦うのだ。地球圏から連邦を駆逐し、スペースノイドの平和を取り戻す日まで。ジークジオン!
ビッグニュース続々
17日は大きなニュースがたくさんあった。
前日に東京地検の強制捜査を受けたライブドアは、株の売り注文が殺到、IT関連株もつられて下がり、平均株価を500円近く押し下げた。
特捜が証券取引法違反だけで動くことは考えられず、恐らくもっと大きな立件があるのだろう。堀江氏の野望は潰えたか。
そして、1月17日は阪神淡路大震災が起こった日である。今年で11年目を迎えた。もう11年も経った。あの日見た光景は、未だにはっきりと瞼に焼き付いている。
震災は、残念ながらこれで終わりではない。近い将来、同じような、あるいはもっと大きな地震が確実にやってくる。決して回避できない現実がある。あのときの教訓を活かせるのか、国家や組織だけでなく、国民一人一人が常に心がけなければならない。
大きな裁判が一つ、結審を迎えた。日本中を震撼させた連続幼女誘拐殺人事件、最高裁は被告側の上告を棄却し、宮崎勤被告の死刑が確定した。
あの事件は、日本の犯罪史において重要なターニングポイントであった。オタクという言葉が一般的に認知され、異常性愛者や精神異常者の犯罪が激増した。ちょっとでもおかしな事件があると、容疑者はすぐに精神鑑定にかけられた。
今の世の中、日本国民を精神鑑定にかければ、3000万人はひっかかるだろう。人を殺しても罪にならない刑事責任能力のない人間が、あなたと同じ道を歩き、同じ街で生活している恐怖を、おかしいと思わない世の中はやはりおかしいと言わざるを得ない。
国会では、昨年から大問題になっている耐震偽装疑惑の渦中人物、ヒューザー小嶋社長の証人喚問があった。私もテレビを観ていたが、小嶋氏は質問を受ける度に補佐人に相談し、挙句にその質問には答えられないの一点張りである。
再喚問は必至だろうが、もうこうなったらクビをくくるしかない。奇しくも、震災の日の喚問となったが、この極悪人には追悼の気持ちなどないのだろう。
この4つのニュース、これで終わりではない。これからどんどん展開していく。しばらく世間は荒れそうだ。あ、宮崎くん、君の命は終わりだからね。