経済戦争はライブドアに軍配が上がった。ニッポン放送を手中に収め、最終目標であるフジテレビは目前である。だがここにきて、新たな火種が持ち上がった。ソフトバンクの参戦である。
相変わらず経済的なことはよくわからないが、ソフトバンクの参戦により、現在フジテレビの筆頭株主はニッポン放送ではなくなった。つまり、ライブドアがニッポン放送を通してフジテレビに介入することができなくなったのである。もちろん他に方法はいくらでもあるのだろう。
プロ野球では楽天に奪われ、今度はソフトバンク、つまりヤフーである。個人的な意見を言えば、フジテレビはソフトバンクと手を組んでテレビとネットの融合うんぬんを始める、と思う。
前回、ライブドアに風穴を開けてほしいと言ったが、ぶっちゃけ、主権は手に入れて欲しくない。あくまでもライブドアには構造改革の切っ掛けになってほしいのだ。
ライブドアが主権を手に入れるには、堀江氏はあまりにもガキである。いろんな意味で。と同時に、フジテレビを始めとする既存メディアの連中は、あまりにもジジイなのである。
ガキとジジイの争いは、大人によって収拾され解決する。堀江氏にはぜひ今回も苦渋を味わってもらい、いい大人になっていただきたい。ジジイは放っておいてもいずれ消え去るのだから。