ファイナルファンタジーXI

私が初代プレイステーションを買ったのは、ガンダムのコクピット視点のゲームが出ることと、FF7が出ることが理由だった。FF7は、これ以上ハマりようがないくらい、今で言う廃人プレイをしていた。そのときほどではないが、FF11はかなり面白いと思う。
シムシティ4と眠っていたゲームソフトを叩き売って購入したFF11は、継続プレイ中のウルティマを引退させかねないほどである。月額1300円あまりと安く、描画を落とせばそれほど高性能機でなくてもストレスなくプレイできる。
一番いいと感じたのは、戦闘・生産キャラを分ける必要がなく、戦闘によって得た戦利品をそのまま生産に使えることだ。もちろん最初は簡単なものしかできないが、ウルティマやラグナロクなど、戦闘・生産を別キャラで行っていた煩わしさから解放される。フィールドでモンスターを狩り、材料さえあればその場で生産スキルの鍛錬が可能なのだ。
次に、オークションシステムである。ラグナロクの場合は、モンスターが全く金を落とさず、金は戦利品を売ってしか入ってこなかった。店に売っても二束三文で、プレイヤー同士で取引しようにも、当然生産キャラでないと店は開けず、普通のキャラはリアルタイムのチャット取引でしか売り買いできなかった。
FF11のオークションシステムは、売りたい品を適当な価格を付けて出品すると、欲しいプレイヤーが自分の買いたい金額で入札、その金額が売り手の価格以上なら落札できる。つまり、プレイヤー同士できっちりとした相場が構築されており、装備品は店で買うより断然得になっている。また、店では売っていない商品や、低レベルプレイヤーがまだ行けない土地で売っているものなども買うことができる。
FF11も金を落とすモンスターが少ないのだが、戦利品やクリスタルのロット、低スキルでも高額で売れる生産品などがあり、金に比較的困らないシステムになっている。
一つ驚いたのは、プレイヤーの国籍である。おそらく、フィールドにいるプレイヤーのなかで、日本人は半分くらいではないだろうか。プレイして数分でいきなり話しかけられたのが英語なのでちょっと面食らった。一応読解力はそこそこあるのでなんとか乗り切ったが、このゲームは後々チームプレイが必須になるのでこれからの課題である。
コンシューマゲームと違い、ある意味、終わりのないオンライン化したファイナルファンタジーは、まだまだ発展する可能性を秘めていると思う。というか、せっかく始めたので開発を続けて欲しい。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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