先々週の「明石家電視台700回スペシャル」で、寛平にいさんがクイズ問題のショートコント中にいきなり言った「セクシーその2」は、椿鬼奴という女ピン芸人のネタであった。寛平にいさんはああ見えて若手の名前を知っている。中山功太も知っていたし。
日: 2005年6月24日
エスカレーター右か左か
東京では右を空け、大阪では左を空け、国際的には左を空け、つまり大阪は東京より国際的、みたいなのが一般的な見解としてある。
この話題で、某大型掲示板に目からウロコものの意見があった。
東京も大阪も、左側通行というのが基本にあって、左に停まって右を歩く東京に対し、左を歩いて右に停まる大阪は、エスカレーターを歩くというのがデフォルトである、というのだ。これには大納得である。
最近、京都の地下鉄をよく利用するのだが、そのエスカレーターが腑に落ちない。なんと、みんな左待ち右空けの東京スタイルなのだ。
私は京都生まれだが、エスカレーターの利用頻度は大阪のほうが圧倒的に多いので、右待ち左空けが染み付いている。ところが、大阪と目と鼻の先の京都は、逆なのだ。
うーむ、これはどういうことだろうか。調べているとこんな記事を見つけた。
私がおかしいと思ったのは、京都の地下鉄のエスカレーターである。そう考えてみると、地下鉄以外の他の私鉄やデパートなどは、特におかしいと思ったことはない。
京都には、建造物高さ制限という条例がある。よそでエレベーターのボタンが10も20もあるのを見たときはちょっと驚くような環境である。エスカレーターでの移動距離も苦になるほど長いものはない。
しかし、京都の地下鉄、特に東西線は、地下3、4階分くらいの深さにある。つまり、たぶん京都でも他にないくらいエスカレーターの距離が長い。
だがなぜそこで東京ルールが持ち込まれたのか。
地下鉄東西線は、山科区の新興住宅地から市内中心部を通って、二条城に至っている。もう一つの地下鉄烏丸線は、京都駅から(細かく言うと違うけどw)宝ヶ池の国立京都国際会館を結んでいる。
利用者層を考えると、観光客や学生など、京都外で生まれ育った人々が圧倒的に多い。つまり、地下鉄に慣れていない京都市民が、地下鉄慣れした観光客らが持ち込んだ東京ルールに合わせてしまった、とは言えないだろうか。
なんとか大阪ルールに変えようと思うのだが、私一人ががんばったところでさすがにこれは無理のようだ。