西部警察

村川透監督はよしとして、撮影が仙元誠三というのには驚いた。それもそのはず、番組を観ながらひでえカメラと思っていたからだ。F1レーサーがラリーカーに乗っても速く走れないということか。
TVRは個人的にも大好きな車なので、乗り回してくれるのは嬉しいが、やはり浮いている。おまけにさすがのスタントレーサーも乗れてない。テールずるずる。
舘ひろしはさすがの存在感だが、他の連中が全然わからない。徳重さえもわからない。神田正輝は邪道な両手マフィア撃ちを華麗に決めてくれた。銃をわかっている俳優は芝居が違う。そこで徳重、君はもっと練習しろ。下手くそ。
その銃だが、もう少し特徴付けてくれてもよかった気がする。前作の団長のショットガンのように、画的に面白いものがなかった。せっかく西部警察なのだから、プロップガンは凝って欲しかった。
シリーズ化はどうなんだろうか。このままでは正直不安である。