スズメバチはこわいよ

そろそろスズメバチの活動が過敏になる頃だ。
今日も一人亡くなったニュースがあった。
スズメバチで怖いのは、アナフィラキシーショックで、単に刺されるだけでは激痛で済む。
一度刺された人の身体には、ハチ毒に対する抗体ができる。次に刺されると、その抗体が毒に対して過剰に反応してしまい、それによりショック死してしまうのだ。
もちろん、私はまだ刺されたことはない。
ただ、スズメバチはフィールドで何度も見かけている。
まず驚くのはその大きさだ。大人の親指以上はあるだろうか。
それが低い羽音を立てて飛んできたひにゃ生きた心地がしない。
スズメバチを回避するには、一番はまず近づかない。これが最善だ。
刺される原因の一つに、うっかり巣に近づいてしまったというのが多い。
これは例えば、普段整備されている山道から外れたり、人の手の入っていないところへ入り込んだりすると危ない。
もしフィールドでスズメバチに遭遇した場合、身体の動作を最小限にして、まず姿勢を低くしながらその場から素早く離れることが先決だ。
巣に近づいていないならそんなに攻撃はしてこない可能性がある。
ただし、大声を出したり、急に手足を動かしたりすると危険だ。
この時期は白っぽい服装で、もちろん香水の類は死を招くだけだ。
あと、私の経験上、スズメバチだけでなく、餌を狩っているハチには注意だ。
写真を撮ろうとしてそういうハチを追いかけていると、餌を盗られるんじゃないかと思って追いかけてくることがあるのだ。
盗らへんがなと言ってもハチにはわかるわけはないので、速やかにその場を離れよう。
私はそれでジガバチに追いかけられた経験がある。
この時期のスズメバチは死に直結するので、対応には充分気をつけよう。