たいやきのうまい季節になった

綾小路通の探索を終え、梅津段町から三条通へ、甘いものが食べたいのでたいやきを買い食いすることにした。三条商店街に店があるのだ。
夏にホームセンターで買った800円の靴の底が明日にも穴が開きそうだ。また買いに行かねば。
店に着くと、初老の男性が先客でいた。後ろに並んで見ていると、そのじいさん、焼きあがったたいやきを手当たり次第に買っている。
おいおい、まさか全部買っていく気かと思う間もなく、焼きあがったたいやきは完売となった。
私の手にはもう100円玉が握られている。すっと買ってすっと行こうと思っていたが、そこにたいやきはない。
待つしかないじゃないか。口はもうたいやきの口になっているのだ。
おにいさんが慣れた手つきで生地を仕込んでいく。五分くらいかかるらしい。待つしかないじゃないか。あんこのたいやきが食いたいんだよ。
鉄板の熱が伝わって顔が熱い。目の前にはだんだん焼けていくたいやきくん。待つしかないじゃないか。
そして、ようやく私の手にたいやきが。まあ、焼き立てを食べられることをよしとするか。
あー、たいやきはあんこに限る。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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