アナログ盤でしかも+1じゃないレアなほうを持っているので、CDはトンと忘れていた。
芝居の開場待ちであったら買おうかなと思って中古CD屋をはしごしたら見つけてしまった。こないだのエファメラと同じ店だ。
これでポータブルロックが世に残した3枚のアルバムが揃ったわけだが、こうしてもう一度聴いてみると、やはり古い順にその進化というか、変化具合がよくわかる。
ふわっとしたアナログ感たっぷりの「ビギニングス」、ガッチリテクノガールポップの「ダンス・ボランティア」、この「QT+1」は、見事にその中間に位置している。
事実、初期音源である「ビギニングス」から二曲が、アレンジはもちろん異なるがフィーチャーされており、聴き比べるとその違いがよくわかる。
ライナーに書いてあったが、ポータブルロックは解散していない。活動休止状態にあるらしい。ピチカートファイヴへの貸し出しも終わったことだし、ここらで復活というのはナシだろうか。
しかしこのジャケ写、初めて見たが、フェアチャでこんなんなかったっけ、戸田さん。
月: 2007年11月
防衛省とガンダム
防衛省に技術研究本部というセクションがある。技本と呼ばれて、自衛隊の装備品を研究開発している。
今月行われるシンポジウムの中に、「ガンダムの実現に向けて」という表題の展示セッションがあることがわかった。
いよいよ防衛省もロボット開発に本腰を入れ始めたか、というわけではない。
その表題の後には括弧付けで(先進個人装備システム)とある。つまり、既に米軍などで導入されているランドウォーリアシステムを独自に研究しているということだ。
情報端末を歩兵に装備させてコンピュータによる射撃管制を行ったり、自軍や敵位置の情報を偵察機から直接提供を受けたりと、ロボットには程遠いが、歩兵の高度情報化を目指すものだ。
そして驚くべきことに、技本では実際にガンダムという言葉でその歩兵システムを表しているらしい。
もしかすると、戦車より機動性のいい陸上兵器や、二本足ロボットに及ばないまでも、多脚戦車くらいは考えているのかもしれない。
このシンポジウムは公開されているので、興味のある方は行ってみてはいかがだろうか。ガンダムは展示してないが。