実は時代劇が大好きである。
剣術というのは、ガンアクションと相通ずるものがある。銃の造形という魅力には欠けるが、銃撃戦にはない接近戦や間合いなど、その所作には大いなる魅力がある。
子連れ狼や座頭市など、ハードな時代劇の殺陣は実に見応えがあって素晴らしい。ヨーロッパの剣術と違い、静と動の駆け引きが秀逸である。
もちろん、だらーんとしたのほほん時代劇も(水戸黄門は除いて)例外ではない。暴れん坊将軍なんかもよく見ている。
この夏、そんな時代劇のビッグネームが再登場する。桃太郎侍だ。
桃太郎と言えば高橋英樹であり、高橋英樹と言えば桃太郎と言われるくらいである。今までリメイクがなかったのも、あまりに役のイメージが強すぎたからだ。
今回は、高嶋政伸が桃太郎を演じる。高橋桃太郎をひきずったところでしょうがないので、新たなイメージで頑張ってほしい。
おっ、鞘を盾代わりにした大刀の片手振り、なかなか豪快でいいじゃないか。
太秦ある限り、時代劇は不滅である。時代劇やりてーw