リサイクルインク

プリンタを買ったのはちょうど一つ仕事をクビになったときだった。金のあるうちに買っちまえということで買いに行ったのだが、価格の低さに驚いた。コンピュータ関連製品はどんどん低価格になっている。
それに比べて、プリンタのインクはむしろ高くなったような気がした。本体の価格を低く設定し、消耗品であるインクで利益を出そうというのがメーカーの思惑のようだ。
だがそんなことで消費者は黙っちゃいない。高い純正品より、安いリサイクル品に傾くのは必然だ。
私も最初は純正品を買っていたが、交換時期が来るごとに1000円を越えるようなインクを買うのもなんなので、リサイクルインクを使うようになった。
仕事に使うわけでもなく、デジカメの写真もそれほど高画質ではないので、印刷の品質に関しては何ら問題はなかった。
しかし、最近ある法則のようなものが現れ始めた。突然印刷の色具合がおかしくなって、目詰まりパターンを印刷してみると、ある色だけが全然出てなかったりするのだ。
どうもインクが残り少ない状態になってくると、ノズルがつまり出すようなのだ。ノズルがつまるというか、インクが出にくくなっているのかもしれない。少なくなったインクを交換すると、症状は出なくなる。
純正品ではどうなのかという点は検証できていないが、もしかするとこれが純正品ではないインクカートリッジの不具合ということなのだろうか。
純正品以外のパーツはくれぐれも自己責任で。