献血する?

厚労省のアンケートで、若者の4人に1人が献血を知らないと答えたそうだ。厚労省は若者の献血離れにショックを隠せないそうだが、周知不徹底というより、今の若者が相当バカだということである。
身の回りや社会に関心を持たない連中が増えているということだ。まあ、それが大人の責任と言われればそれまでだが。
しかし、献血離れと今の若者の風潮は、そんなに密接な関係ではないと思う。斯く言う私も、献血はしたことがない。
ぶっちゃけ、何で病気でもないのに注射せなあかんのじゃ、ということだ。
つまり、高所恐怖症の人間が金を払って観覧車に乗るようなものだ。なんで金払ってまで怖い目に遭わなあかんねんと。
もちろん、身近な人間が怪我をして、輸血が必要だと言われれば四の五の言わずに血でも臓器でも提供するが、そうでもなければとても駅前でふらっと注射をぶちゅっと打ってもらう気になどなれない。
善意というのはひけらかすものではないと思っている。震災のとき、被災地が故郷であった某芸人は、人知れず多額の寄付を行ったそうだ。
一応、財布に入れているドナーカードは全提供に丸をつけている。だから血は、生きてるうちは勘弁してくれんか。