2006F1第5戦ヨーロッパGP

井出のドライビングが、ヨーロッパ人の逆鱗に触れたようだ。所詮奴らは、極東のアジア人ドライバーは危険なイエローモンキーという認識でしかないのだろう。この借りは、レースで返すしかない。
アロンソとシューでフロントロウを分ける。スタート直後にリウッツィが接触、コース内で停まったためにセーフティカー。
膠着状態のままアロンソが先にピット、1周遅れてシュー。しかし順位変わらず。
レース中盤、ホンダエンジンにトラブルが襲い掛かる。バトンと井出に代わったモンタニーがストップ。耐久サーキットニュルの魔の手が迫る。
二回目のピットでシューが大逆転。トップに立つ。そう言えばここはドイツ、母国GPに奮起する。
そのままトップをキープしてシュー優勝。マッサは初表彰台。ホンダのニューエンジンは信頼性が気に掛かるところだ。トヨタもまだまだ元気がない。
崖っぷちの帝王、追い上げ態勢に入ったか。