イオンエンジンを搭載した小惑星探査機「はやぶさ」が、去る12日、目標である小惑星「イトカワ」に接近、軌道をシンクロさせて近傍静止に成功した。
11月に小型探査ロボットをイトカワに投下し、サンプル採取を試みる予定だ。
小惑星探査としては、7月にアメリカのディープインパクトミッションがド派手な探査をしているが、日本も地味ながらこうやって宇宙の謎解明のために尽力している。
ミッションが順調に遂行されれば、そのディープインパクトより先に世界で初めて、小惑星のサンプルを地球に持ち帰ることになる。
(写真は最接近時の小惑星イトカワ)