F1第16戦ベルギーGP

アロンソが王手だ。このGPでライコネンに4pt差をつければ総合優勝となる。
予選はライコネン2位、アロンソ4位。だがここはスパ、何が起こるかわからない。
ウェットレース。ほぼ予選通りの順位で各マシン走行を重ねていた34周目、フィジケラがオールージュで大クラッシュ。セーフティカーランで各マシンが一斉にピットインしてレーンは大渋滞。今年もスパは荒れそうだ。
再スタートで琢磨がシュー兄に追突。二人ともレースを終える。死なばもろとも。
一回目のピットでドライに替えるギャンブルに出たラルフだったが、スピンアウトでドライを諦める。二回目のピットストップからは、ドライに替えるマシンが出始めるが、路面はまだウェット。アロンソは堅実にウェットタイヤでピットアウト。
終盤、トゥルーリやモントーヤがリタイヤしていく中、タイヤをドライに替えるマシンが続出。その中、ライコネン、アロンソはウェットで耐える。
ライコネン優勝、アロンソのタイトルをとりあえずは阻止したが、もはや悪あがきの域を出ないだろう。残念だが。