もう誰も金メダルを獲れなくなった「笑いの金メダル」で、田丸の麻紀ちゃんが「ナップサック」という音の響きが怖いと言っていた。
なるほど、おかしなこわいものがあるなと思って我を振り返ると、おお、あるぞ。
大阪ガスのロゴマーク
昔、部長刑事というドラマがあって、大阪ガスの一社提供だった。スポンサークレジットにでかでかとそのロゴが写るのだが、ガスコックを擬人化したような形で、擬人化しているから当然人の顔に見えて怖かった。
ロゴもそうだが、部長刑事のオープニングも相当怖かった。むしろそっちに引きずられてトラウマになったのかもしれない。もちろん、今でもあのロゴがテレビに大写しになるとぞぞっとする。
ラブホテル「ハワイ」
母の故郷は金沢にあって、毎年お盆の時期はそこで過ごす。有名なごり屋という店があるが、家がまだその付近にあったころ、近くにラブホテルがあって、屋上に看板を掲げていた。そのロゴが怖い。
実は書いて画像で説明しようと思ってのだが、書いてて気持ち悪くなったのでやめておく。楔のような図形を組み合わせたと言えばわかるだろうか。
数年前に現地を訪れたとき、建物が取り壊されていたことにどれだけほっとしたことか。
ウィークエンダー
土曜日の夜10時は地獄だった。ちょうど死に対する恐怖が最高潮に達する小学生の頃である。寝床についていて、両親がこの番組を観てその音が聞こえようものなら絶叫していた。
容疑者の目隠し写真や再現フィルム、ジングルから「新聞によりますと・・・」の早口ナレーション、番組を構成する全てが怖かった。
こういうのは大人になってもトラウマになっているから始末に負えない。大人になったらなったで怖いものも増えるわけだが、仕事で早起きした今朝は、おとんのいびきが聞こえなくて怖かった。