藤岡弘、の(←、までが名前)仮面ライダー風のナレーションが耳について、なんだろうと見てみると、資生堂の男性整髪料ウーノのCMだった。
調べてみると、26日の18時からテレビ朝日系列のみ、6時間ぶっ通しでスポットを打っているそうだ。確かに、1分に1本くらいのペースで流れ続けている。まるで読売テレビのハウス食品のようだ。
お笑い芸人52人が出演しているが、ほとんどが東京芸人なので笑いという点では薄い。しかし、大阪芸人を使うとスポンサーの信頼度はガタ落ちだろう。辛いところだ。
CMというのはタレントのギャラが高額なのだが、たぶんこれは52人で通常の一人分くらいだろう。吉本使えばもっと叩けたのに。
ウェブ上でも公開しているらしいので(トラフィックで確認できず)、見逃した方はどうぞ。
http://www.shiseido.co.jp/uno/
プラモデル:Trabant 601S
ダンボールとベニヤ板で出来ていると言われている東側世界の名車である。こういうキットを出してくれるのが海外メーカーの強みだ。ドイツレベルの1/24。
実車同様(?)シンプルなパーツ構成で、モールドも甘い。合わせもそれほど良くはなく、苦労するだろう。
海外ものは、唯一デカールは日本より優れていて、ナンバープレートもソビエトや東ドイツのものが用意されていた。写真はないが、リアにはDDRと貼ってある。
スクウェア・エニックス、タイトー買収
こまめにニュースはチェックしているのだが、これはどうやら見逃していた。ゲーム業界も、銀行並みの再編成が進んでいるようだ。
ゲームというのは、大きく分けて二つある。家庭用と業務用、コンシューマとアーケードだ。コンシューマで絶大なキラーソフトを二つも抱えているスクウェア・エニックスが、タイトーというアーケードの雄を取り込むことによって、ゲームというコンテンツ展開を強力に進めることができる。
コンシューマゲームは新ハードが出るとは言え頭打ち感が否めないが、アーケードゲームに例えばFFやドラクエなどのキャラを出すことによって、プレイヤー層の拡大を計ることができる。
昔ネオジオが成就できなかった、家の続きをゲーセンでできるというようなゲームも出てくるかもしれない。
来月にはナムコとバンダイも合併し、新ハードを含めてゲーム業界はしばらく荒れそうだ。
easy lover/Philip Bailey and Phil Collins
ヤフーが無料の音楽配信をしたというニュースを見て、お盆に車の中で流れてきたこの曲を思い出した。CDは買えそうにないからダウンロードで音源を確保しておこうと、前々から思っていた。音楽ネタも最近ないので、ちょっと書いておこう。
私はあまり洋楽は聴かない。邦楽に比べて、という意味だ。この曲は、「シネマだいすき」という読売テレビの映画特集番組で使われていた。ちょうど私が映画に興味を持った頃だった。SF特集で、「華氏451」や「グリーン・ソイレント」「禁断の惑星」「ウエストワールド」などが放送され、私はすっかり虜になってしまった。
そういうのもあって、この曲はしっかり耳についている。が、たぶんそれだけではないだろう。アースウインド&ファイアのソウルフルなテイストが加味されていることも、その一因である。
80年代を代表するヒット曲であり、たぶん一週間に一度はどこかのラジオ局から流れていることだろう。
F1第14戦トルコGP
F1初開催のトルコである。グランプリもしばらく夏休み状態だったので、チャンネルを合わせたらちょうどミハエルが小クラッシュしたところだった。
イスタンブールサーキットは、低中速コーナーが程よくレイアウトされ、どことなく鈴鹿のような感じのコースだ。F1が新しい開催場所を模索する理由の一つに、タバコ広告の問題があるが、トルコも広告は禁止のようだ。
レース終盤、マクラーレン1-2、ルノー3-4で迎えた残り3週、2位につけていたモントーヤがモンテイロにプッシュされてコースアウトしたが、すぐに復帰してポジションキープ。しかしラスト1周、モントーヤがオーバースピードでコースオフ、アロンソが2位に。
1位ライコネン、2位アロンソ、3位モントーヤ。抜きどころも多く、見ごたえのあるレースだった。
レースには運も必要だ。がんばれ琢磨。
2005 Donruss Throwback Threads
前年に引き続き発売されたこのシリーズ、今年はPolo Groundsという極悪仕様のインサートがある。四隅が丸いダイカットなのだが、5から85までの5シリ刻みのカードだ。1選手につき、ああもう数えたくもない。
買うのは楽しいドンラスだが、集めるのは苦しいドンラスである。Eric Chavezをお引きの際はご連絡を。
BSアニメ夜話ガンダム特集
「新喜劇フー!」が見たかったので、終わってからチャンネルを合わせたら「哀戦士」のエンディングだった。どの道次の日は仕事だったのであまり見られない。
「哀戦士」が終わると、BSアニメ夜話のトークパートになった。モビルスーツ編だそうだ。確かに、夜通し喋れるネタには違いない。ちなみに、私が一番好きなのは出席者に不評だったゴッグだ。
土田晃之がガンダム好きとは知らなかった。MS IN ACTIONのCMに出演しているところを見ると、それもうなづける。ちなみに、彼が一番好きだという「哀戦士編」のジャブロー降下シーン、実は私も一番好きである。
ジャブローの対空砲火を恐れて「降りられるのかよーっ!」と絶叫するパイロット。あのシーンこそ、ガンダムが戦争アニメとしての一端を覗かせたシーンである。
そうか、DVDは録音しなおしているから劇場版とだいぶ違うのか。買うのやめよ。意味ねーな。
岡田氏と板野氏がガンダムとスポンサーについて少し触れられていたが、あれはガンダムに限らず全てのテレビアニメ、テレビ番組に言えることだ。ダンバインが地上に出たのも、ガンダムと名の付く作品が延々と制作され続けるのも、全てスポンサーの御業なのである。
富野氏は、スポンサーと視聴者の狭間で物語をやりくりしなければならない。時には、出したくないものを出さなくてはならないこともあるのだ。
しかし、それが功を奏し、ガンダムの世界はここまで広がった。放送が夏だから水中MSを出したというのは私も知らなかった。もし制作側にいやに理解のあるスポンサーだったら、ドムもゲルググも出なかっただろう。
ガンダム世代が産業の中核を担うようになってきた。モビルスーツの実体化もそう遠くはないだろう。「めぐいあい宇宙」はとりあえずビデオにとって、これも大好きなシーンの一つ、キャメル艦隊戦を見て寝た。