情報としてはちょっと古いが、ヒストリーチャンネルで「Life After People」をやっている。
人類がいなくなった地球がどうなっていくのかを描いていくドキュメンタリーだ。廃虚好きには垂涎ものである。
人類滅亡後の世界なので観ていてなんとなく後味が悪い感じは否めないが、世界の大都市が廃虚になっていく過程は非常に興味深い。
人類以外の生き物はどうなるのか、金属類はどうなるのか、都市はどうなるのか、それぞれにスポットをあてて、未来の世界を描いていく。
人類の滅亡を待たなくても、身近な廃虚を訪れれば、番組のような光景を見ることができる。
やはり人類がどんなに進化しても、自然には勝てないのだ。
おは朝一万回
おは朝こと、「おはよう朝日です」は、朝日放送のローカル番組。東京ではやじうまが放送されている時間帯だ。
その朝の情報番組が、この度放送一万回を迎えた。足掛け33年の放送である。
私も学校に行く前必ず見ていた。今はなき大阪タワーの展望スタジオからの生放送で、アットホームな雰囲気がお茶の間に人気だった。
デビュー間もないチェッカーズをどこかの雑居ビルの屋上にセッティングして、スタジオの望遠レンズで中継して歌わせた番組である。
チェッカーズのみならず、望遠レンズと口パクの餌食になった歌手は数知れない。なにせ顔もろくに映らないのだ。
関西にプロモーションに来た新人はその扱いに戦々恐々だったとかなかったとか。
しかし、私はそのおかげで、加藤いづみというシンガーを知る切っ掛けになったのだ。いづみちゃんはちゃんとスタジオに来ていたが。
あの宮根誠司が20年司会に君臨し、今の人気の礎を築いたのもこの番組だ。
テレ朝のやじうまも参考にしたと(wikiにあった)言われるエレクトーンは、小豆敬子さんが好きだった。あのくりっとした大きな目が魅力的だった。未だにその女性のタイプは若干ひきずっているだろう。
女性出演者、特にリポーターのロングヘア率が異常に高いのは近年の謎である。
恐らくプロデューサーの好みだと思われるが、10人いれば8人はロングヘアである。
がんばれ、伊藤加奈子w
Jetpack 2.0
なんとなく入れているJetpackプラグイン。使っているのはログくらいだ。
2.0のアップデートが来たので入れてみると、共有の項目でSNSへの連携が可能になっていた。
共有はaddtoanyを使っているが、Jetpackの共有もなかなかシンプルで使いよさそうなので、共有はこっちに切り替えてみた。
しかしSNSへの連携は、今のところstatus updaterのほうが細かい設定ができるので、ツイッターの別アカへの連携に留めてある。status updaterは一つのアカウントしか登録できないのだ。
さて、この記事を投稿して、うまく動いてくれてるのかな。
※どうも日本語は対応できてないようだ。
山登りと幼稚園
瓜生山へつながるあまりメジャーじゃないルートを歩いていると、子供たちの声が聞こえてきた。
人里からだいぶ離れているはずなので、近くに幼稚園があっても聞こえるはずはない。
そうこうしているうちに声が近づき、なんと上から子供たちが下りてきた。
大人でもちょっと怯むくらいの急斜面を、大きい子はすたすたと下りてくるが、小さい子は先生に手をひかれながら、尻餅をついて下りてくる。
かわいいのでちょっと相手しながら通るのを待つことにする。一応谷側に立って、危なそうなら助けよう。
全部で30人くらいはいただろうか。みんな疲れた様子もなく、しっかりした足取りで下りてくる。下りてきたということは、朝早くから上ったのだろう。
もちろん挨拶はしてくるし、中には私に自己紹介までしてくる子もいた。
3歳の子が何人かいたが、例え引率がいたとしても、3歳にはきついルートだ。
全員通り過ぎるまで10分くらいかかっただろうか。最後の子供たちが通り過ぎたのを見送って、私も上り始めた。
そして、子供たちが通ってきたルートを見て愕然とした。
道幅は30cmもない。大人が一人やっと通れる幅だ。
砂地で滑りやすく、谷側に傾斜している道もある。もし谷に落ちれば4、5mは真っ逆さまだ。
こんなルートをあんな小さい子達が歩いてきたのだ。もし私が親なら、全力で止めただろう。
大人でさえ躊躇するようなルートを、3歳の子供も歩いているのだ。
そういえば、豊国廟の阿弥陀ヶ峰を訪れたとき、幼稚園の子供たちが書いた看板がぶら下がっていた。
その幼稚園のウェブサイトを見ると、定期的に幼稚園で山登りに出掛けているという。その中にはこの瓜生山や大文字山はもちろん、比叡山もあった。
子供たちに山登りをさせるのは大歓迎だが、危険への対処はもちろんきっちりしておかないといけない。
引率の先生はさぞかし大変だと思う。
しかしかわいかった。写真撮っときゃよかったなあ。
やはり一味違う田中真紀子
恐らく世論としては暴走大臣田中真紀子のレッテルを貼りたいのだろう。そのほうが彼女のキャラクターがわかりやすい。
しかし、大臣はちゃんと制度のおかしな点を指摘して問題提起をした。これは評価すべきだと私は思う。
確かに、政府の認可が出てすぐに大学が開校するということは、認可が下りるという前提で物事が動いているに他ならない。
これはおかしい。
大学間の競争を促す橋下市長のような意見もあるが、切磋琢磨した結果大学が潰れてしまっては、それはそれでまた悲劇を招く。
少子化で学生が減っているのは動かしようのない事実だ。しかし大学だけはどんどん増えている。
少ないパイの奪い合いがどういう結果をもたらすか。田中大臣はその問題に一石を投じたわけである。
政治家としての資質に問題があるかもしれない。しかし、今のうのうと政権の座にあぐらをかいている連中と比べれば、よっぽどマシである。
残り少ない民主党政権、まあせいぜいがんばっていただきたい。

